2026年6月にプレジデントオンラインで反響を呼んだ人気記事ベスト3の第2位は、家電プロレビュアー石井和美氏によるトースター比較検証だ。価格差約5倍のニトリ「フラッシュトースター」(7990円)とアラジン「グラファイトグリル&トースターフラッグシップモデル」(3万9000円)を実際に使用し、トーストの焼き上がりや多機能性を評価した。
基本スペックの違い
ニトリのフラッシュトースターは幅32.5×奥行33.2×高さ22.2cm、重さ約3.2kgとコンパクトで、付属品は最小限。トースト専用機としてシンプルな設計だ。一方、アラジンは幅39.1×奥行き39.1×高さ27.6cm、重さ約7.1kgと大きく、グリルパンや炊飯釜など多彩な付属品が同梱され、オーブントースターというより小型オーブンに近い。
発熱方式と焼き性能
両機とも約0.2秒で発熱する高速ヒーターを搭載。アラジンは上部に遠赤グラファイトヒーター1本、下部に石英管ヒーター3本を採用。強力な遠赤外線で表面を素早く焼き上げ、下ヒーターで底面まで均一加熱する。ニトリは上部にフラッシュヒーター2本、下部に石英管ヒーター2本。実際に通電すると、アラジンの上部ヒーターは1本ながら発光が格段に明るく、パワフルな印象だった。
トーストの焼き比べ
同じ角食パンを2枚ずつ焼いて比較した結果、トーストの仕上がりはほぼ互角。石井氏は「トースト専用機としてはほぼ互角」と評価。ただし、アラジンにはクロワッサンモードがあり、外はカリッと中はしっとり焼き上げる点で差がつく。
アラジンで感動する料理
石井氏が「毎回感動する」と絶賛するのはハンバーグの焼き具合。アラジンのグリル機能を使うと、外側は香ばしく中はジューシーに仕上がるという。また、焼き網の設計が工夫されており、餅やチーズが落ちにくい点も高評価。多機能性を活かせば、トースト以外の調理で真価を発揮する。
結論:どちらを選ぶべきか
シンプルにトーストを早く焼きたいならニトリで十分。しかし、ハンバーグやクロワッサンなど本格的な調理を楽しみたいなら、アラジンの5倍の価格にも価値がある。石井氏は「しっかり調理したい人にはアラジン」と結論づけている。



