MMDLaboが運営するMMD研究所は2026年4月24日~27日、「銀行口座と通信キャリア利用に関する調査」を実施し、その結果を発表した。予備調査では全国18歳~69歳の男女14,988人、本調査ではスマートフォンの通信会社と銀行の連携で金利が優遇されるプラン・プログラムを認知しているが未利用者1,000人を対象にインターネットで行われた。
三菱UFJ銀行がメイン利用率でトップ
男女14,988人に利用している銀行を聞いたところ、「ゆうちょ銀行」が46.9%と最も多く、次いで「楽天銀行」23.1%、「三菱UFJ銀行」21.4%となった。次に、銀行・金融機関の口座保有者12,670人に対し、メインで利用している銀行を聞き、各銀行の利用者のうちその銀行をメインバンクとして利用している割合(メイン利用率)を算出したところ、「三菱UFJ銀行」が52.8%で最も高く、次いで「りそな銀行、埼玉りそな銀行」50.9%、「三井住友銀行」48.0%となった。
また、通信キャリアと連携するネット銀行4社(「auじぶん銀行」「PayPay銀行」「楽天銀行」「dNEOBANK 住信SBIネット銀行」)のメイン利用率は平均35.8%だった。
銀行口座ユーザー別のメイン通信キャリア
銀行口座保有者12,670人に現在メインで利用しているスマートフォンの通信会社を聞いたところ、ゆうちょ銀行ユーザー(n=3,288)は「docomo系」32.9%、三菱UFJ銀行ユーザー(n=1,693)は「docomo系」30.4%、楽天銀行ユーザー(n=1,437)は「楽天モバイル」30.0%、三井住友銀行ユーザー(n=1,193)は「docomo系」31.8%、みずほ銀行ユーザー(n=862)は「docomo系」33.5%、りそな・埼玉りそな銀行ユーザー(n=561)は「docomo系」31.0%、PayPay銀行ユーザー(n=400)は「SoftBank系」42.2%、dNEOBANK 住信SBIネット銀行ユーザー(n=283)は「docomo系」29.7%、auじぶん銀行ユーザー(n=262)は「au系」70.2%、イオン銀行ユーザー(n=260)は「docomo系」31.9%と、それぞれ連携する通信キャリアとの結びつきの強さがうかがえる結果となった。
複数口座を使い分ける理由
複数の銀行口座を開設している7,284人を対象に、口座を使い分けている理由を聞いたところ(複数回答可)、「使えるお金と貯めるお金を分けるため」31.9%、「銀行ごとのメリットを使い分けるため」27.8%、「使ってしまわないよう、貯蓄分を物理的に隔離するため」18.4%となった。
金利優遇プランへの関心
スマートフォンの通信会社と銀行の連携で金利が優遇されるプラン・プログラムを認知しているが未利用者1,000人に対し、興味のあるメニューを聞いたところ(複数回答可)、「定期・普通預金の金利優遇」36.0%、「毎月の給与受取や振込によるポイント還元」29.4%、「条件達成(残高・利用状況など)によるステージ制の優遇」20.7%となった。
新規口座開設意向
同対象者に、自分の利用条件やライフスタイルに合ったおトクな金融施策(金利優遇やポイント還元など)があれば新規口座を開設したいと思うか聞いたところ、「積極的に開設したい」5.4%、「条件次第では検討したい」39.4%で、合わせて44.8%が新規口座開設に前向きな結果となった。



