コーセー南アルプス工場が稼働、化粧水「雪肌精」など製造へ
コーセー南アルプス工場稼働、雪肌精など製造

化粧品大手「コーセーホールディングス」(東京)が南アルプス市野牛島に整備した「南アルプス工場」が2026年7月9日に稼働した。同社は約380億円を投資し、環境に配慮した最新鋭の設備を備えた工場で、主力ブランドの化粧水「雪肌精」などを製造する。将来的には年間5000万個の商品生産と、約300人の雇用を見込んでいる。

工場の概要と生産計画

工場は延べ床面積約3万9000平方メートルの3階建てで、主力ブランドの化粧水「雪肌精」をはじめとする製品を製造する。年間生産能力は5000万個を見込んでおり、国内外の需要に対応する。

環境への取り組み

同社は2040年までに温室効果ガス排出量実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の達成を目指しており、2028年中には工場全体の熱エネルギーの約10%を水素でまかなう方針を示している。これにより、持続可能な社会への貢献を進める。

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稼働式典と出荷式

9日に行われた稼働式典では、同社の小林一俊会長兼グループCEO(最高経営責任者)が「持続可能な社会への貢献を進めるとともに、世界中に最高の品質と美しさを届けていく」とあいさつした。その後、製品を積んだトラックが埼玉県内の倉庫に向かう出荷式も行われた。同工場長の足立愛さんは「多くの人の尽力があり、ようやく稼働を迎えることができた。感無量で感謝の気持ちでいっぱい」と述べた。

地域への影響

新工場の稼働により、南アルプス市や山梨県内で約300人の新規雇用が創出される見込みで、地域経済への波及効果が期待されている。

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