ダイヤモンド電機に下請法違反で勧告、金型650個を無償保管させたとして公取委
ダイヤモンド電機に下請法違反勧告、金型650個無償保管

公正取引委員会は17日、自動車部品メーカーのダイヤモンド電機(鳥取市)に対し、下請法(現・中小受託取引適正化法)違反(利益提供要請の禁止)で再発防止などを求める勧告を出した。鳥取県内で同法違反での勧告は初めてとなる。

下請け23社に金型650個を無償保管

同社は自動車用点火コイルなどを製造している。公取委の発表によると、遅くとも2024年8月以降、下請け業者23社に対して、発注を長期間行わないにもかかわらず、金型計650個を無償で保管させていたという。

金型は部品の製造に使用されるもので、通常は発注元が保管するか、保管費用を負担する必要がある。しかし、ダイヤモンド電機はこれを怠り、下請け業者に負担を強いていた。

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同社はコメント発表、再発防止へ

同社はすでに金型の回収や保管費用の支払いを進めているとしている。また、「真摯(しんし)に厳粛に受け止め、透明で公正な取引の強化にあたりたい」とのコメントを発表した。

公取委は、同社に対し再発防止策の徹底を求めている。鳥取県内での下請法違反勧告は初の事例で、地域の取引適正化に一石を投じるものとなった。

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