ドラッグストア大手のコスモス薬品は13日、2026年5月期の連結決算を発表した。売上高は前期比8.7%増の1兆995億円となり、2期連続で1兆円の大台を突破した。最終利益も3.4%増の320億円と過去最高を更新した。
新規出店と食品販売がけん引
好調の要因について、同社は新規出店の拡大と、売上高の約6割を占める食品部門の販売好調を挙げている。2026年5月期には100店舗以上の新規出店を実施。地盤の九州地区で25店舗、関東地区で24店舗を新たに開設し、5月末時点の店舗数は1708店舗となった。
食品を中心とした日用消耗品の需要が堅調に推移し、既存店の売上も伸びた。コスモス薬品は低価格戦略と品ぞろえの強化で顧客を引き付けている。
2027年5月期は増収減益の見通し
2027年5月期の業績予想については、売上高は8.2%増の1兆1900億円と増収を見込む一方、最終利益は4.2%減の307億円と減益を見込む。同社は「人件費や物流コストの上昇が利益を圧迫する」と説明している。
コスモス薬品は今後も積極的な出店戦略を継続し、関東など未開拓地域でのシェア拡大を目指す方針だ。



