アクサ・アヴネル新社長、ランニングで体感する街の魅力と経営哲学
アクサ新社長、ランニングで体感する街の魅力

アクサ・ホールディングス・ジャパンおよびアクサ生命保険の社長兼CEOに就任したクリストフ・アヴネル氏(42歳)は、週に2回ほど早朝ランニングを習慣としている。5月のある朝、皇居・桜田門の時計台前では、ゼッケンを付けた参加者たちが和やかに集まり、チャリティランのスタートを待っていた。アヴネル氏もその一人だ。普段は赤坂御所や国立競技場周辺を走るが、この日は特別なイベントだった。

ランニングがもたらす思考整理と楽しみ

アヴネル氏は3人の子どもの父親で、末子は生後10か月。自由時間は限られているが、週末の朝にはできるだけ走るようにしている。「走っていると頭の中を整理できます。また、食べることが好きなので、走った分だけお気に入りの料理を味わえます」と語る。ランニングは単なる運動ではなく、心身のバランスを整える重要な習慣だ。

旅先でのランニング:街を体で知る

出張や旅行先でも、時間があればランニングを欠かさない。ニューヨーク、サンフランシスコ、パリ、サンパウロなど、世界各地で走ってきた。特に印象深いのは、妻の家族が住むメキシコのトルーカだ。標高約2600メートルの高地で空気が薄く、普段通りのペースで走ろうとすると脚が重く感じられた。「景色だけでなく、体で感じたその土地ならではの記憶が残ります」と振り返る。初めての土地を深く知るには、自分の足で巡るのが最良だという。

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新社長の経営哲学と今後の展望

アヴネル氏は1982年フランス生まれ。2006年にフランス健全性監督破綻処理機構(ACPR)でキャリアを開始し、2010年にアクサグループ入り。2019年にアクサ・スペインCFO、2022年にアクサジャパンCFO、2025年に同社副社長を経て、2026年より現職に就いた。アクサ・ホールディングス・ジャパンは、日本におけるアクサグループの中核として生命保険事業を展開しており、アヴネル氏は「次の100年に向けて走る」というビジョンを掲げる。同氏のリーダーシップの下、デジタル化や新商品開発など、さらなる成長戦略が期待される。

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