ウルトラマンシリーズ60周年を記念したドキュメンタリー作品『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』(オリジン・オブ・ウルトラマン)が、7月3日に公開される。本作は、『万引き家族』などで知られる映画監督・是枝裕和が企画を担当。ギレルモ・デル・トロ、小島秀夫、庵野秀明、樋口真嗣など、国内外の第一線で活躍する映画監督やクリエイターたちが独自の視点で語り、「ウルトラマンとは何なのか」という問いに迫るドキュメンタリーだ。
歴代ウルトラマンキャストから応援コメント
この度、歴代ウルトラマンシリーズに出演してきたキャストや、シリーズに思いを寄せる著名人から、本作品への応援コメントが到着した。以下、その一部を紹介する(敬称略)。
斎藤工(神永新二/ウルトラマン ※『シン・ウルトラマン』)は、「世界の巨匠たちの創作の礎であり、現代の“神話”でもあるウルトラマン。それは懐かしさに戻るためだけでなく、少年の心で世界を見つめ直すための装置でもあるのだと、語り手の方々の輝く瞳に教えていただいた」とコメント。さらに、「地球を良くするために現れた光の存在でありながら、怪獣たちも一括りに悪とは呼べない理由を背負っている。そこには、破壊と保護が表裏一体で存在する、ウルトラマンという神話の危うい均衡があります」と、作品の深みを語った。
箭内道彦(クリエイティブディレクター/東京藝術大学教授)は、「想像が生む創造が創造する新たな想像と創造。その源泉。光が生む光。愛が生む愛。見えぬものを描けと。空想を止めるなと。そしてその続きをまた、次の光に手渡せと」と、ウルトラマンの創造性への敬意を示した。
つるの剛士(アスカ・シン/ウルトラマンダイナ)は、「円谷英二監督をはじめとする創り手たちの夢や祈りに触れ、ウルトラマンが世代や国境を超えて愛される理由を改めて感じました。ウルトラマンは私たちの心に宿る“超人”の元型なのかもしれません」と述べ、自身の経験を踏まえて「幼い頃にその光と出会い、自らウルトラマンになれた幸せと、その想いを受け継ぐ責任を胸に、ウルトラの光を未来へ繋いでいきたい」と決意を語った。
杉浦太陽(春野ムサシ/ウルトラマンコスモス)は、「円谷英二さんたちが生み出したウルトラマンという世界。その中で、コスモス【秩序】とカオス【混沌】を造形美で表現した深い世界観に、あらためて心を動かされました。60周年という節目に原点を知り、作品への愛情はさらに深まりました」とコメント。ウルトラマンであることに誇りを持ち、光の絆を未来へつなぎたいと述べた。
根岸拓哉(礼堂ヒカル/ウルトラマンギンガ)は、「僕らは死んでもウルトラマン」と力強く宣言。「円谷英二さんをはじめ、多くの先人方が築き上げてきた特撮文化とウルトラマンの歴史。その想いは今も私たちの中に息づいています。受け継いだ“ウルトラの魂”を次の世代へ繋ぎ、この文化を未来へ残していくことこそが、我々の使命だと改めて感じました」と語った。
高橋健介(大空大地/ウルトラマンエックス)は、「自分が物心ついた時から当たり前にいたウルトラマン。そのウルトラマンを最初に創り上げたクリエイター陣、そして繋げていった方々の想いを初めてこれだけ深く聴き、観て、非常に心が揺さぶられました」と感動を表現。自身もウルトラマンの一人として継承していきたいと述べた。
青柳尊哉(ジャグラス ジャグラー)は、「ウルトラマンを今よりもっと好きになった。もっと知りたくなった。誰かに伝えたくなった。海を越え、国境を越え、年齢を越えて世界中でウルトラマンが愛されていて、好きで繋がっていることを嬉しいと思った。そして、ウルトラマンを好きな自分を好きだと思った」と、ファンとしての喜びを綴った。
濱田龍臣(朝倉リク/ウルトラマンジード)は、「60年前に放送された作品である『ウルトラマン』が、日本だけでなく、国境を超えて多くの人々に『光』を届け続けてきてくれていたんだ。と改めて実感することが出来ました。自分も今後、その『光』を沢山の方に届けることが出来る役者にならねば、という覚悟が一層深まるドキュメンタリー作品でした」と語った。
平田雄也(湊カツミ/ウルトラマンロッソ)は、「やはり、ウルトラマンという存在は唯一無二であると再確認しました。様々なスポットに光を当てて、創られたこの作品。感動しました。この歴史に関わってくださっていた方々の言葉が重く、全てが刺さる、貴重な時間でした。1人でも多くの方に観ていただきたいです!」とコメント。
小池亮介(湊イサミ/ウルトラマンブル)は、「『ウルトラマン』がこの世に存在していなかった時代の歴史を追体験。戦後の日本の象徴であり未来を感じさせてくれた存在。僕は現代に生きるウルトラマンの1人として、当たり前のように子供達の側にいてあげようと思いました」と述べた。
其原有沙(湊アサヒ/ウルトラウーマングリージョ)は、「円谷英二さんをはじめ当時のスタッフさんやウルトラマンに影響を受けた方々などの思いを知り、改めて私もウルトラマンシリーズを見返したくなりました。ウルトラマンと地球人と怪獣の物語がこれからも永遠に続いていく事を願っています」と願いを込めた。
井上祐貴(工藤ヒロユキ/ウルトラマンタイガ)は、「『ウルトラマン』とは何か。。ヒーロー、かっこいい、強い、大きい、空を飛べる、勿論どれもそうなのですが、なぜそのウルトラマンがこれ程までに沢山の人に愛され続けているのか? その理由をウルトラマンを愛している方々の口から聞けた事で『ウルトラマン』とは何かがわかったような気がします。倒さないで済むなら倒さないでおきたい。僕はこの戦い方を見てウルトラマンをより好きになりました」と語った。
平野宏周(ナツカワ ハルキ/ウルトラマンゼット)は、「国境を越えて人々を繋ぐウルトラマン。革新的な特撮技術や美術、光線のアイデアなどは今も色褪せず受け継がれている。自分自身も含め、今も多くの人の心の中に生き続けるウルトラマンの偉大さと歴史を体感することができる一作でした」と評価した。
寺坂頼我(マナカ ケンゴ/ウルトラマントリガー)は、「浪漫が光る言葉の数々に、驚き、笑顔になり、畏敬の念で溢れました。なんで『ウルトラマン』が好きなのか。自らの原点に立ち返る体験になるかもしれません。この作品で光の歴史を伝承し、希望の未来へと繋げましょう。スマイルスマイル!」と締めくくった。
蕨野友也(ヒルマ ゲント/ウルトラマンブレーザー)は、「私が産まれるずっと前、ウルトラマンという生命体の存在が0から1になった。時代は流れ、見るもの、手に取るもの、生活や環境までほぼ全てが変わったと思う。そんな中でも何を伝え、感じ、考えていただく為に試行錯誤し、長い歴史の1ページに加われたウルトラマンという存在に出会えて良かったと映画を見て思いました」と感慨を述べた。
戸塚有輝(飛世ユウマ/ウルトラマンアーク)は、「60年前。その原点に立っていた方々の目線の先には、一体何が見えていたのか。ウルトラマンに神が宿されるまでの生々しい語りの数々は新鮮で、胸を熱くさせます。このドキュメンタリーは未来のウルトラマンたちのためにあると強く感じました」と語った。
近藤頌利(オオキダ ソラト/ウルトラマンオメガ)は、「元々、是枝監督の作品が好きで、企画を聞いてから期待に胸を膨らませながら待っていました。鑑賞して、改めて感じたことがあります。それは、『ウルトラマン』の偉大さです。世界中のクリエイター方に愛されているのを観て、改めて自分がウルトラマンに変身出来たことを誇りに思いました。そして、ヒーローって自分の中の『カッコ良さ』の原点なんだと再認識しました。ウルトラマンの歴史を振り返りつつ、なんだか自分の人生も振り返りたくなる、そんな作品でした。世界に誇る特撮を産んだ円谷さんに感謝です。全ウルトラマンファンに届いてほしいです」とコメント。
岩崎碧(光石イブキ/ウルトラマンテオ)は、「この映画にはウルトラマンの長い歴史と魅力が凝縮されており、知らなかったエピソードや想いに触れながら楽しく鑑賞しました。改めて『ウルトラマン』とは何なのか、変身できることの意味やその重みについて深く考えさせられました」と述べた。
作品概要と製作陣
『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』は、1966年の放送開始から60年を迎えたウルトラマンシリーズの原点と魅力を、貴重な証言とアーカイブ映像を通して探るドキュメンタリー。当時、最高視聴率42.8%を記録し社会現象となった初代『ウルトラマン』から、現在まで続くシリーズの歩みを振り返る。
出演者には、ギレルモ・デル・トロ、是枝裕和、小島秀夫、庵野秀明、樋口真嗣、ニコラス・ウィンディング・レフンといった国内外の著名クリエイターに加え、初代ウルトラマンに出演した黒部進、桜井浩子、毒蝮三太夫らも登場。円谷英二や当時のスタッフの発想と仕事にも光を当てる。
製作・著作は円谷プロダクション、配給はTOHO NEXT。監修は塚越隆行、企画は是枝裕和、監督は中村裕と吉田一貴が務める。



