鹿児島県は、熊本地震後の観光客の大幅減を受け、国主導の「九州ふっこう応援割」開始を待たず、県独自の宿泊割引策を9月中旬から始める。緊急対策の事業費4億5200万円を盛った補正予算案を11日開会の県議会9月定例会に提出する。
シルバーウィークに間に合わせる狙い
県の担当者は、9月19日からの「シルバーウィーク」に間に合わせるため、と狙いを話す。県内での宿泊を伴う旅行に対し、1人あたり1泊2万円を上限に、代金を6割引きにする。財源には国の交付金を活用する。
宿泊キャンセルは11万泊超
7月28日の地震後、九州新幹線や高速道路の不通もあり、鹿児島県内では宿泊施設のキャンセルが計11万泊を超えるなど、観光産業が大打撃を受けた。九州ふっこう応援割でも熊本、鹿児島への旅行代金は6割引(他の九州各県は5割引)となるが、対象は10月1日宿泊分から。一方で高速道路はすでに開通し、九州新幹線も9月18日に全線再開予定だ。



