石川県産の高級ブドウ「ルビーロマン」の初競りが17日、金沢市中央卸売市場で行われ、最高で1房100万円の値がついた。この価格は昨年と同じ水準で、県産ブランドの価値の高さを示す結果となった。
初競りの詳細と出荷状況
初競りには、金沢市やかほく市など7市町の農家9戸が生産した191房が持ち込まれた。JA全農いしかわによると、今年は9月下旬までに3万房が出荷される見込みだ。ルビーロマンは大粒で糖度が高く、深い赤色が特徴で、贈答用としても人気が高い。
競りでは、仲買人が次々と値をつけ、最終的に1房100万円で落札された。落札者は県内の百貨店関係者で、「石川の夏の風物詩として、多くのお客様に喜んでいただけるよう販売したい」とコメントした。
ルビーロマンのブランド力
ルビーロマンは、石川県が20年以上かけて開発したオリジナル品種で、2008年にデビュー。以来、初競りでは100万円前後の高値がつくことが恒例となっている。JA全農いしかわの担当者は「今年は天候に恵まれ、糖度も高く品質の良い房がそろった。産地としてのブランド力をさらに高めていきたい」と述べた。
出荷は9月下旬まで続き、県内外の百貨店や専門店で販売される予定。価格は1房2万~3万円程度が中心で、一般消費者も購入可能だ。



