関東圏のマンション価格、2024年は下落傾向に転じる見通し
関東圏マンション価格、2024年下落見通し

不動産経済研究所の調査によると、2024年の関東圏におけるマンション価格は下落傾向に転じる見通しである。2023年は新築マンションの平均価格が過去最高を記録したが、高騰による需要減退と在庫の増加が価格を押し下げる要因となっている。

2023年の価格高騰とその反動

2023年の関東圏の新築マンション平均価格は約6300万円と、前年比で約10%上昇した。特に都心部では億ションと呼ばれる高額物件が相次ぎ、平均価格を押し上げた。しかし、この価格高騰が購入希望者の負担感を強め、実際の成約件数は前年比で減少した。

不動産経済研究所の担当者は「価格上昇が需要を上回り、市場に調整が入っている」と指摘する。2023年後半には在庫数が増加に転じ、販売期間の長期化が目立ち始めた。

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2024年の見通し

2024年は、新築マンションの価格が前年比で5%程度下落すると予測されている。特に郊外エリアでの値下がりが顕著で、都心部でも一部の物件で価格調整が見込まれる。一方で、資材価格の高止まりや人件費の上昇により、大幅な値下がりは難しいとの見方もある。

また、金利上昇の可能性も需要に影響を与える要因だ。日銀の金融政策次第では、住宅ローンの金利が上昇し、購入意欲をさらに冷やす可能性がある。

市場関係者の声

大手不動産会社のマーケットアナリストは「価格上昇が続いた反動で、2024年は調整局面に入る。ただし、供給側のコスト圧力が強いため、下落幅は限定的だろう」と述べている。

一方で、投資用物件を中心に需要は底堅く、特に都心部の高級物件は値下がりが小さいと予想される。購入を検討するなら、2024年後半が狙い目との声もある。

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