2025年に開催予定の大阪・関西万博の前売り券販売が伸び悩んでいる。2024年11月時点での販売枚数は約700万枚で、目標としていた1400万枚の半分にすぎない。このままのペースでは、目標達成は極めて困難な状況だ。
販売低迷の背景
前売り券の販売が低迷している理由として、関心の低さや価格設定への不満が指摘されている。また、パビリオンの建設遅延や具体的な展示内容の情報不足も影響しているとみられる。万博協会は、2025年1月から販売促進キャンペーンを強化する方針だが、効果は未知数だ。
目標達成への課題
万博協会は、前売り券の販売目標を1400万枚に設定していた。しかし、現時点での販売実績は約700万枚で、残り約700万枚を約5ヶ月で販売する必要がある。これは1日あたり約4.6万枚のペースであり、過去の万博と比較しても高いハードルだ。協会関係者は「現状では厳しいが、引き続き努力する」と述べている。
経済波及効果への影響
前売り券の販売不振は、万博の経済波及効果にも影響を与える可能性がある。関西経済連合会の試算では、万博の経済波及効果は約2兆円と見込まれているが、来場者数が想定を下回れば、この数字も下方修正を余儀なくされる。地元企業からは懸念の声が上がっている。
今後の対策
万博協会は、2025年1月から新たな販売促進策を打ち出す予定だ。具体的には、割引キャンペーンや企業向け団体販売の強化、SNSを活用した情報発信などが検討されている。また、学校や地域コミュニティとの連携も模索している。協会の担当者は「多くの人に万博の魅力を伝え、来場を促す施策を総合的に進める」と話す。



