豊田通商は、西アフリカのベナン共和国において、太陽光発電所向けの大規模蓄電設備を設置する工事を受注したと発表した。出力は50メガワット(MW)、容量は160メガワット時(MWh)で、総事業費は4860万ユーロ(約90億円)を見込んでいる。同社はアフリカでの再生可能エネルギー活用を加速させる方針で、本案件は2027年9月の完成を予定している。
既存の太陽光発電所と連携
この蓄電設備が設置される太陽光発電所は、豊田通商が2023年に建設工事を受注し、2026年3月からすでに発電を開始している。同発電所は天候による発電量の変動が大きく、日没後の電力需要への対応が課題となっていた。そのため、安定した電力供給を実現するために蓄電設備の必要性が指摘されていた。今回の工事では、ドイツ企業と協業して進められる。
ベナンでの2件目の再エネ関連工事
豊田通商がベナンで再生可能エネルギー関連設備の工事を受注するのは、今回で2件目となる。同社はアフリカで自動車販売などの事業を展開しており、「持続可能な発展に向けて、再エネ事業は積極的に進めていく」とコメントしている。アフリカ市場でのプレゼンスを強化し、エネルギー分野での貢献を目指す。
本プロジェクトは、ベナン政府の再生可能エネルギー推進政策に合致するものであり、現地の電力安定化に寄与することが期待される。豊田通商は今後もアフリカ各地で同様の事業を拡大する方針だ。



