トヨタ自動車は、水素エンジン技術の開発を商用車向けに加速する方針を固めた。同社はこれまで乗用車向けの水素エンジン開発を進めてきたが、商用車分野への展開を本格化させる。
水素エンジンの特徴
水素エンジンは、従来のガソリンエンジンと同じ内燃機関の仕組みを活用しながら、燃料に水素を使用する。燃焼時に二酸化炭素を排出しないため、カーボンニュートラルの実現に貢献する技術として注目されている。
トヨタは、既存のエンジン技術や生産設備を流用できる点を強みとしており、商用車メーカーとの協業も視野に入れている。
商用車への展開理由
商用車は走行距離が長く、重量も大きいため、バッテリー式電気自動車(BEV)よりも水素エンジンや燃料電池車の方が適しているケースが多い。特に、トラックやバスなどは充電インフラの整備が課題となる中、水素エンジンは短期間での導入が期待されている。
トヨタは、水素エンジンを搭載した試作車で実証実験を重ねており、2025年以降の市場投入を目指す。



