ENEOS Power、伊勢原市のふるさと納税返礼品にカーボンフリー電気を追加
ENEOS Power、伊勢原市のふるさと納税返礼品にCO2ゼロ電気

ENEOS Powerは8月25日、神奈川県伊勢原市と連携し、伊勢原市へのふるさと納税の返礼品として、市内の太陽光発電設備由来の非化石証書(再エネ指定あり)を活用した実質CO2排出量ゼロの「伊勢原市産カーボンフリー電気」の提供を始めた。伊勢原市は、これまで市外へ流出していた卒FIT太陽光電源をふるさと納税を通じて活用し、2050年の「ゼロカーボンシティいせはら」の推進を加速させる。

返礼品の内容と条件

返礼品は、伊勢原市へ40,000円を寄附すると申し込める。ENEOS Powerが従来提供する「カーボンフリー特約」に、市内の太陽光発電設備由来の非化石証書(再エネ指定あり)を付加する仕組みで、寄附者は市内で創出された再生可能エネルギー由来の環境価値を活用した実質CO2排出量ゼロの電気を利用できるという。

特典は、カーボンフリー特約の適用開始月以降の電気料金に対し、毎月1,000円を12か月にわたって充当する形で、合計12,000円分となる。すでにカーボンフリー特約を利用中の人も対象としている。

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対象となる契約者と手続き

返礼品の対象となるのは、「ENEOSでんき」の契約者で、寄附者本人と契約者の名義が同一であり、契約中の料金プランが「対象プラン」である人。適用に当たっては、ふるさと納税の専用サイトで伊勢原市へ寄附した後、ENEOS Powerの専用サイトで所定の手続きとカーボンフリー特約への加入が必要となる。

ENEOS Powerは、固定価格買取制度(FIT)の適用期間が終了した太陽光発電(卒FIT太陽光電源)の余剰電力を、沖縄県と離島を除く全国から買い取っている。今回の返礼品は、従来から手がける卒FIT太陽光電源の買取・活用の一環と位置付けている。カーボンフリー特約は、非化石証書(再エネ指定あり)を付加することで実質的に再生可能エネルギー100%の電気を利用できるオプションサービスで、通常の電気料金に1kWhあたり2.20円(税込)が加算される。

編集部メモ

今回の返礼品は、実質的には「ENEOSでんき」の電気料金から合計12,000円分(1,000円×12カ月)が差し引かれる仕組みだ。ただし、この返礼品の利用には上述のとおり、通常の電気料金に1kWhあたり2.20円(税込)が上乗せされる「カーボンフリー特約」への加入が必要であるため、通常契約と比較して12,000円分がそのまま得になるわけではない。一般家庭では、カーボンフリー特約を利用するなどして条件を満たすことにより、EV/PHEV購入時の国・自治体の補助金の支給・増額の対象となるケースがあるのがこの特約のメリットだ。

なお、40,000円の寄附に対して返礼額が12,000円となるのは、ふるさと納税の返礼品調達額を寄附額の3割以下とする国の基準に沿った設定となっている。

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