地震や台風、大雨などの自然災害が発生するたびに、防災への備えの重要性を痛感する。しかし、日常生活であまり使わないアイテムの管理は意外と面倒で、特に電子機器は定期的な電池交換や充電が必要だ。そこで役立つのが、1台で複数の機能をこなす多機能タイプの防災グッズ。スリコ(3COINS)で見つけた「手回し式スマホ充電ラジオライト」(2,750円)は、災害時の情報収集に欠かせないラジオ、停電時に必要なLEDライト、スマホ充電ができるモバイルバッテリーの3役を1台でこなす。さらに、本体の充電方法もUSB、ソーラー、手回しの3種類に対応している点が魅力だ。
製品の基本スペックと同梱品
品名は「手回し式スマホ充電ラジオライト」で、販売先は3COINS、価格は2,750円(税込)。同梱品は本体のほか、充電ケーブル(USB Type-A to Cケーブル)、ストラップ、蓄光シール。本体は片手に収まるサイズで、非常持ち出し袋に入れても場所を取らない。内蔵バッテリーは2,000mAhで、充電はUSB Type-Cポート経由で行う。本体天面のソーラーパネルに日光を当てるか、側面のハンドルを手回ししても充電できる。
充電性能と実用性
ソーラー充電は晴天の太陽光でもフル充電に100時間以上かかり、手回し充電ではハンドルを1分間に130回転させると、LEDライトが30分、ラジオ(音量中)で4分使用可能。あくまで緊急用と考えるべきだ。ラジオはAM522~1620kHz、FM76~108MHzの標準的な受信周波数に対応し、内蔵の伸縮式アンテナで実用的な音質で聴ける。ヘッドホン端子はなく、音声出力は内蔵スピーカーのみ。最大音量は十分大きく、避難所や屋外で周囲とニュースを共有するのに役立つ。
LEDライトとSOSブザー機能
本体天面のボタンを押すとLEDライトが点灯。光束は110lmで、一般的な懐中電灯と同程度の明るさ。ボタンを約3秒長押しすると、警告音が鳴りライトが点滅するSOSブザー機能が作動。警告音は約80dBと大音量で、災害時に身動きが取れず助けを呼ぶ際に便利だ。
モバイルバッテリーとしての使い方
モバイルバッテリーとして使用する場合、本体のUSB Type-A端子と充電したいデバイスをケーブルで接続する。出力可能な電池容量は1,400mAhと少ないが、一般的なスマホ(内蔵バッテリー4,000mAh程度)なら約2割充電でき、当座のしのぎになる。
防水性能と駆動時間
本体はIPX3相当の防水性能を備え、斜め60度の水滴にも耐えられる設計だが、過信は禁物。バッテリー駆動時間は、ラジオが音量大で7時間、音量中で20時間、LEDライトが10時間、SOSブザーが2.5時間。バッテリー切れになっても手回し充電で多少回復できるのは心強い。
「手回し式スマホ充電ラジオライト」は、災害時の情報収集、照明、充電の3役をこなす多機能防災グッズ。停電や避難時に役立つ機能が詰まっており、日頃から備えておく価値がある。



