円安が加速、1ドル162円突破で40年ぶりの水準に
円安加速、1ドル162円突破で40年ぶりの水準

為替市場で円安が加速し、1ドル162円を突破した。これは1986年12月以来、約40年ぶりの水準である。昨年10月の高市政権発足以降、円安はさらに進行。これまで1ドル161円台が防衛ラインと見られていたが、6月末にそれをあっさり突破した。

背景にある日本経済の地盤沈下

多摩大学特別招聘教授の真壁昭夫氏は、この円安の背景として日本経済の地盤沈下を指摘する。高市政権の影響で金融正常化が後手に回り、海外投機筋にとって円売り・ドル買いが大きな収益源となっている。

インフレ下での積極財政

国内では人口減少による人件費上昇、海外では地政学リスクや主要国の政策で供給網が不安定化しコストが高まっている。しかし高市政権はデフレ脱却型の経済政策に固執し、積極財政を進め、日銀の金融政策正常化に難色を示している。このため海外投資家から政策の限界を見透かされている。

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今後の見通しと影響

現在の状況が続けば、国内からの資金流出が続き、円売り圧力がさらに高まる可能性がある。輸入物価上昇によるインフレ加速など、国民生活への悪影響が懸念される。真壁氏は、国民の安心と安定した生活のために政府の経済政策見直しが必要だと述べている。

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