名古屋大学発の宇宙ベンチャー企業「SpaceTide」は、愛知県内に建設した小型衛星の量産工場を報道陣に公開した。同社は年間100基の生産能力を持つこの工場で、2026年までに衛星の実用化を目指す。
量産工場の詳細
工場は約2000平方メートルの敷地に建設され、クリーンルームや試験設備を完備。衛星の組み立てから試験までを一貫して行うことができる。同社の小型衛星は、地球観測や通信などに利用される予定だ。
SpaceTideのCEOである山田太郎氏は、「この工場により、衛星の低コスト化と短納期化を実現し、宇宙ビジネスの民主化に貢献したい」と述べた。
今後の展望
同社は2025年までに初号機を打ち上げ、2026年から本格的な運用を開始する計画。すでに複数の企業や自治体から受注を獲得しており、初年度は30基の生産を見込んでいる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の関係者は、「民間による小型衛星の量産は国内でも例が少なく、宇宙産業の成長に期待がかかる」とコメントした。



