JAXA、H3ロケット6号機を打ち上げ 30形態初飛行成功へ
JAXA、H3ロケット6号機打ち上げ 30形態初飛行成功へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月12日、H3ロケット6号機(30形態試験機)の打ち上げを実施した。予定通り9時53分59秒に飛翔を開始した同ロケットは、ゆっくりと上昇。順調に飛行し、衛星分離のアナウンスが確認できた。打ち上げの詳細な結果については、このあと13時ころより開催される予定の記者会見で発表される。

ブースタからの白煙が見えないため、ロケットの位置が分かりにくいが、中央上を良く見て欲しい。6号機は、固体ロケットブースタ「SRB-3」を搭載しない30形態の初打ち上げであると同時に、8号機の失敗で止まったH3ロケットのフライトを再開するという、重要な任務を背負っていた。まだ正式発表の前であるものの、シーケンスは全て順調に進行したように見えており、成功であるのは間違いないだろう。

打ち上げ当日の様子

この日の種子島宇宙センターの天候は、早朝は快晴だったものの、打ち上げが近づくにつれ雲が増え、打ち上げ時刻には、ちょうど真上に雲が広がっている状態に。残念ながら快晴とはならなかったが、1分ほどは飛行を追うことができた。

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ブースタがないため、あの派手な白煙は当然見えない。メインエンジン「LE-9」の航跡は、うっすらと見えるくらいで、肉眼ではかなり分かりにくかった。JAXAが作成したイメージCGにかなり近かったと言えるだろう。

音の迫力

音の大きさはすごかった。LE-9が3基に増えるとはいえ、正直、もう少し小さいかなと思っていたのだが、ブースタ4本の24形態にも負けないかもしれない。JAXAの有田誠・H3ロケットプロジェクトマネージャは、事前の説明会で「理論上は比推力が大きいエンジンのほうがうるさいはず」と語っていたが、それが正解だったようだ。

30形態は「派手な白煙がないから地味」と思っている人もいるかもしれないが、音の迫力は十分。ゆっくり飛び立ち、綺麗に上昇していく様子は、これはこれで面白く、打ち上げ見学に来る価値はあると断言しよう。種子島に行ってみたいと思っている人は、ぜひ30形態も検討して欲しい。なぜか町中で30形態ののぼりは見当たらなかったのだが、打ち上げは面白い!

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