宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット9号機による準天頂衛星システム「みちびき7号機」の打上げ日を8月11日に再設定した。打上げ時間帯は4時00分~5時30分で、種子島宇宙センター大型ロケット発射場からの打上げに変更はない。打上げ予備期間は8月12〜31日、9月3〜30日。
8月10日に打上げ予定とアナウンスしていたが、「打上げ当日の気象条件が整わない」として1日後ろ倒しになった。ただし、JAXAは8月11日の天候について「打上げに必要な条件が整わない可能性が残る」と見ており、「最新の気象情報を明日(8月9日)以降も引き続き確認する」としている。
延期を重ねる9号機
H3ロケット9号機は、前年(2025年)12月のH3ロケット8号機打上げ失敗と、天候悪化の影響で、打上げ延期を重ねている。
当初は2月1日に打上げ予定だったが、8号機打上げ失敗の原因究明や、後続号機への影響評価を行う必要があることから延期を決定。その後、8月7日に打上げることをアナウンスしていたものの、台風13号による天候悪化予想を理由として延期。8月10日の打上げも見送り、前出の通り11日に再設定となった。
機体構成と搭載物
H3ロケット9号機の機体構成は、固体ロケットブースタ(SRB-3)2本とショートフェアリングを装備した22S形態。搭載するペイロードは準天頂衛星システム「みちびき7号機」。
みちびきは、日本とアジア・オセアニア地域に特化した、日本政府が保有・運用する衛星測位システム(Regional NSS)で、測位・時刻(PNT)と災害・危機管理メッセージのサービスを提供している。



