中国の月面探査機「嫦娥6号」が、月の裏側からのサンプル採取を終え、地球への帰還を開始した。世界で初めて月の裏側の物質を持ち帰る試みである。
月の裏側でのサンプル採取
嫦娥6号は、月の南極域にある「南極エイトケン盆地」でドリルとロボットアームを使い、表面の岩石や土壌を採取した。採取したサンプルは、上昇機に移され、月面から打ち上げられた。
地球への帰還と今後の予定
上昇機は、月周回軌道上で帰還機とドッキングし、サンプルを移し替えた。その後、帰還機は地球に向けて出発し、内モンゴル自治区の砂漠地帯に着陸する予定だ。着陸は6月25日頃と見込まれている。
今回のミッションが成功すれば、中国は月の裏側のサンプルを入手した世界初の国となる。サンプルの分析は、月の起源と進化の解明につながると期待されている。



