鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから8月11日午前、国の基幹ロケット「H3」9号機が打ち上げられた。センター近くの見学場では多くの人たちが見守った。午前4時23分31秒、9号機が明るい光を放ちながら轟音とともに打ち上がると、歓声が上がった。
見学者からは感激の声
センターの発射台から約3キロと、最も近くにある見学場の恵美之江展望公園にも県内外から見物客らが集まっていた。神奈川県から訪れたという関塚晴美さん(67)は「すごく感激した。発射の時の光と音、そして推進力。素晴らしかった」と話した。東京都から見に来たという峯登代子さん(80)は「ゴーッという音に驚いた。感激してまだ胸がドキドキしている」と語った。
搭載衛星の軌道投入に成功
H3ロケット9号機には、日本版GPS(全地球測位システム)と呼ばれる準天頂衛星「みちびき7号機」が搭載され、軌道投入に成功した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は当初、9号機を2月1日に打ち上げる予定だったが、昨年12月の8号機の失敗で延期。その後、今月7日に打ち上げる予定としていたが、天候理由で10日に延期、さらに11日へと延期していた。



