江戸末期から明治時代にかけて、日本で多くの昆虫を採集した英国の研究家ジョージ・ルイス(1839~1926年)の名を冠したゲンゴロウがいる。体長が4ミリ程度の小さなルイスツブゲンゴロウだ。
水辺を渡り歩く小さなハンター
水中をすいすい泳ぐが、夜になるとぶんぶん飛び回り、別の水辺へ飛んでいくアクティブな生き物。小さな水生昆虫をバリバリ食べる肉食のハンターでもある。非常に小さいため、ルーペなどで観察しなければ姿を見ることはできないかもしれない。
黄色と黒の緻密な斑紋を持ち、非常に美しい種としても知られる。滋賀県では絶滅のおそれが増大している種に指定されており、全国的にも保護が叫ばれている。
「ルイス」の名は英国の昆虫研究家から
日本甲虫学会の資料によれば、ルイスは1867~72年と80~81年の2度来日し、大津にも立ち寄ったようだ。日本には「ルイス」の名が付く生物が多くいる。
最後は「本人は、どんな気持ちでいるのでしょう」と問い掛けて締めくくっている。



