十勝に「AI農業特区」創設へ、政府検討開始…宇宙特区も今秋以降に
十勝に「AI農業特区」創設へ、政府検討開始

北海道は9日、政府が帯広市など十勝地方19市町村を対象とした「AI農業特区」創設の検討を始めたと明らかにした。政府は大樹町など道内も想定した「宇宙特区」の検討も進める方針で、今秋から来年にかけて順次実現する見通し。

AI農業特区の概要

AI農業特区は、無人トラクターの公道走行やドローンに関する規制緩和により、十勝をAI(人工知能)農業の先進地域とすることを目指す。19市町村が3月、政府に提案していた。特区の実現により、農作業の効率化や人手不足解消が期待される。

宇宙特区の狙い

「宇宙特区」では、ロケットに使う火薬の貯蔵量の規制緩和などにより、開発や打ち上げの効率化を目指す。道が大樹町などと3月に提案した内容が盛り込まれている。大樹町は民間ロケットの発射場があり、宇宙関連事業の拠点として注目されている。

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首相指示と知事の期待

二つの特区創設は、内閣府の国家戦略特別区域諮問会議で9日、高市首相が検討加速を指示した。鈴木知事は10日の定例記者会見で、AI農業特区について「本道農業にとって大きな一歩となる」、宇宙特区について「規制緩和により、事業者が迅速に事業展開できるようになることを期待している」と述べた。

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