脳科学者が指南!AI時代を生き抜く子どもの「脳育て」5つの黄金ルール
脳科学者が指南!AI時代を生き抜く脳育て5つの黄金ルール

脳科学・AI研究者の黒川伊保子氏が、脳の成長ステージに合わせた「親子の関わり方」について指南する。AI(人工知能)開発のためにヒトの脳の機構と制御方法を解析してきたエンジニアでもある同氏は、自身の子育て経験をもとに、子どもの脳の育ちを支援する“トリセツ”を作成。脳の情報処理をスムーズにするための二つのルールを提唱している。

「金のルール」:基本の生活習慣が脳を育てる

黒川氏が「金のルール」と名付けたのは、早寝早起き、朝ご飯、運動、読書の4つ。脳は眠っている間に進化し、体験を知恵やセンスに変え、記憶を定着させているという。睡眠誘発ホルモンのメラトニンは、午後10時から午前2時の間に網膜に光が入らない状態にあると分泌が加速。身長を伸ばす成長ホルモンにも、この時間の光の遮断は有効だ。つまり、早寝は脳と体の成長の基盤となる。

早起きと運動がもたらす効果

セロトニンは早起きで分泌が加速されるホルモンで、脳を活性化し、幸福感が得やすく、やる気を引き出す。運動は、好奇心と集中力をつくり出すホルモンを誘発する。読書は体験の補充であり、子どもたちの脳は登場人物の体験を自分のもののように脳に格納するため、俯瞰力や戦略力の源となる。

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幼児期の睡眠は神経質にならずに

黒川氏によると、6歳まではメラトニンに頼らずに眠れるため、幼児期は寝る時間にあまり神経質にならなくても大丈夫だという。成長段階に合わせた対応を「銀のルール」とし、発達段階別に親が何をすべきかを具体的に示している。本稿は『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したもの。

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