米国人類遺伝学会は13日、2026年の生涯功労賞を医薬基盤・健康・栄養研究所の中村祐輔理事長に授与すると発表した。遺伝学とゲノム科学で卓越した業績を上げた研究者に贈られる賞で、日本人の受賞は初めてとなる。
遺伝子研究の功績
中村理事長は、病気の遺伝子の探索が始まった1980年代後半、遺伝子の場所を特定する目印を数多く発見した。その後も、大腸がんの発症機構の解明などに貢献した。
さらに、遺伝情報の個人差を明らかにする国際計画では主導的な役割を果たし、一人ひとりに合わせた「オーダーメイド医療」の基盤を築いた。
学会の評価と授賞式
同学会は「先見性あるリーダーとして、人類の健康に貢献し続けている」と評価した。
授賞式は10月にカナダで開かれる同学会総会で行われる。



