南極の棚氷が、今世紀末までに最大で40%縮小する可能性があるとの研究結果が発表された。気候変動による温暖化が主因とみられる。
研究の概要
研究チームは、南極の棚氷の将来の変化をコンピューターシミュレーションで分析。温暖化が進行した場合、2100年までに棚氷の面積が最大で約40%減少するとの結果を得た。
棚氷は、南極大陸から海に張り出した氷の板で、氷床の崩壊を防ぐ役割を果たしている。縮小が進めば、海面上昇が加速する可能性がある。
影響と今後の見通し
研究チームは、温暖化の進行を抑える対策が取られれば、棚氷の縮小を限定的にできるとしている。一方で、現状のまま温暖化が進んだ場合、南極の氷の損失が深刻化すると警告している。
この研究は、英科学誌ネイチャーに掲載された。



