細田佳央太×井桁弘恵、最悪のデート相手の葬式で弔辞『ワースト・ファーストラブ』9月28日放送
細田佳央太×井桁弘恵、最悪のデート相手の葬式で弔辞 9月28日放送

俳優の細田佳央太が主演し、井桁弘恵と初共演する日本テレビ系単発ドラマ『ワースト・ファーストラブ』が、9月28日(24:54~)に放送される。最低最悪の初デートをした相手が目の前で亡くなり、その弔辞を書くために彼女の人生をたどっていく異色の青春ラブコメディーだ。

最悪のデート相手が目の前で亡くなり…

同作は、日本テレビがクリエーター育成プロジェクトの一環として2023年に18年ぶりに再開したシナリオライターコンテストの大賞受賞作を実写化する第2弾。『日テレシナリオライターコンテスト2024』に寄せられた954編の中から、7つの受賞作のうち大賞に選ばれた瀬戸大希氏の脚本『モスト・ワースト・ファーストラブ』をドラマ化する。瀬戸氏にとって初の単独オリジナル脚本となる。

主人公は、人付き合いが不器用な“非モテ会社員”杉山正宗。マッチングアプリで知り合った、化粧品メーカーで働く川崎彩子とデートをするものの、その時間は散々なものに。2次会にも行かず帰ろうとした矢先、彩子が正宗の目の前で交通事故に遭い、亡くなってしまう。

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さらに、彩子の両親から頼まれた正宗は、たった一度しか会っていない彼女の葬式で弔辞を述べることに。嫌々ながら弔辞を書くために彩子の生前をたどっていくうち、最低最悪だと思っていた彼女が抱えていた苦悩や、隠された真実に触れ、正宗の印象は大きく変わっていく。

細田佳央太「正宗を作り上げていきました」

「目に見えるものだけが、その人の全てではない」。不器用な2人を通して、“他人を理解することの本当の意味”を問いかける物語となる。

正宗を演じる細田は「関係性の始まりや終わり方は誰しも必ず美しいものとは限らない中で、巻き込まれながらも目の前の人を知り愛そうとする正宗の行動はちゃんと真っ直ぐで、とても愛おしさを感じるキャラクターでした」と印象を語る。

一方で、「彼の行動力や感情の動き方は自分にはないもので、演じる上で理解するのに悩む時間も多かった」といい、「監督にも導いていただきながら正宗を作り上げていきましたし、スタッフの皆様にも沢山支えていただきました」と撮影を振り返った。

井桁弘恵、作品の奥行きを体感

彩子を演じる井桁は、最初に台本を読んだ際、「なぜ、正宗は彩子の弔辞を読んだのか、どんな思いで読んだのか。理屈では理解できてもどこか、ふわふわとした印象」を抱いたという。

しかし撮影で細田演じる正宗と向き合う中、「言葉にはできない色々な心の機微や揺れ動く眼差しに気づき、台本では感じきれなかったこの作品の奥行きを体感しました」と変化。「人は人に見せられないところも理解されないところもあって。でも全部含めてその人である」と、作品が描くテーマに触れている。

原案は「婚活で100人と会った」実体験から着想

脚本を手掛けた瀬戸氏は、今回の物語について「受賞作を映像化していただき、うれしさと恥ずかしさでいっぱいです。なぜなら本作は実体験から着想したからです」と明かす。

瀬戸氏は婚活で計100人の女性と会った経験があり、その中で「会話ゼロで終わったデート」があったそう。最悪な気分で帰る中、「この子、高い肉ばかり食べて態度も最悪だったけれど、今死んでしまったらどうする?」と考えたことから妄想を膨らませ、物語が生まれたという。

ドラマ版では、展開の奇抜さ以上に正宗と彩子のキャラクターや背景を掘り下げたといい、「これからも不器用な人や生きづらい世界をコミカルに描きたいです!」と意欲を語っている。

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「最悪のデート」が“最高の時間”へ

監督を務める鯨岡弘識氏は、SNSやマッチングアプリによって「プロフィールだけが一人歩きする時代」に触れ、「たった一度のデートで、その人の人生や孤独、本当の気持ちまで分かるはずがない」とコメント。

「たった一度しか会っていない相手の弔辞を読む」という大胆な設定に、ユーモアと切なさが共存する脚本だといい、細田と井桁が演じる「不器用でどこか愛おしい二人」の心の変化を見どころに挙げる。そして、「最悪のデートが、相手を理解することで“最高の時間”へと変わっていく瞬間を、楽しんでいただけたら幸いです」と呼びかけている。

【編集部MEMO】 脚本の瀬戸大希氏は、「日テレ シナリオライターコンテスト2024」で大賞を受賞した際、「不器用で、生きづらさを感じている、モテない人間を描きたいと思い書いた作品。いままでで一番魂を込めて書くことができた。今日がスタート地点。これから色々なジャンルの作品に挑戦したい」とコメントしていた。