マーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ『ヴィジョンクエスト』の本予告と新たな場面写真が公開された。アベンジャーズの一員として戦ってきた人造人間ヴィジョンを主人公に、過去の記憶と自分自身を見つめ直す物語が描かれる。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で10月14日に初回2話が独占配信される。
記憶を失ったヴィジョンの前に現れた宿敵
トニー・スターク/アイアンマンが生み出したAIを基に誕生したヴィジョン(ポール・ベタニー)は、エネルギービームや身体を透過させる能力を持つヒーロー。サノスとの戦いで命を落とした後、記憶を持たない身体だけの存在「ホワイトヴィジョン」として再起動した。かつての記憶をデータとして取り戻したものの、それを自身の感情や実感と結び付けられず、「自分は何者なのか」という問いに向き合うことになる。
本作では、ヴィジョンが日常生活で集めた情報を、夜間に脳内環境「マインドスペース」で整理しながら、過去の記憶をたどっていく。そこで待ち受けていたのは、かつて自らの手で破壊したはずの暴走AI・ウルトロン(ジェームズ・スペイダー)だった。
正反対の思想を持つ2人の関係
公開された予告には、アベンジャーズとして世界を救った記憶や、かつて愛したワンダとの記憶に戸惑うヴィジョンの姿が映し出される。その前に現れるウルトロンは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で人類の殲滅を企てた宿敵。破壊されたと思われていたが、ヴィジョンの脳内に囚われ、ひそかに生きていた。
人類を守るために戦ったヴィジョンと、人類を滅ぼそうとしたウルトロン。正反対の思想を持つ2人が、予告では行動を共にしている。親しげに接するウルトロンに対し、ヴィジョンはそっけない態度を見せ、関係には隔たりも。やがてウルトロンが「あの時の決断に決着をつける」と口にし、不穏な展開を予感させる。
“息子”とされる謎の少年の登場
一方、現実世界には、ウルトロンが「ヴィジョンの息子」と断言する謎の少年が登場する。少年もヴィジョンと同様に身に覚えのない記憶に悩み、何者かに追われていた。ヴィジョンはウルトロンの助言を受けながら、曖昧な記憶を頼りに少年を救うことを決断する。
少年の正体は何なのか。そして、かつての宿敵の言葉を信じてよいのか。記憶と感情のつながりを見失ったヴィジョンが、誰を信じ、何を真実として選ぶのかが描かれる。