「指定ホテルに泊まれ」「初恋の人を探せ」便利屋に舞い込む驚愕の依頼
「指定ホテルに泊まれ」「初恋の人を探せ」便利屋の驚愕依頼

「指定したホテルに泊まってほしい」「昔の恋人を探してほしい」――便利屋や探偵業に寄せられる依頼は、時に想像を絶するものがある。起業家でドリームプランナー代表取締役の繁田薫氏(カオルさん)は、かつて便利屋・探偵業を営んでいた経験から、そうした“とんでもない依頼”の実態を明かす。

「指定ホテルに泊まってほしい」という奇妙な依頼

繁田氏のもとに舞い込んだ印象的な依頼の一つが、「あるホテルに泊まってほしい」というものだった。依頼主は過去にそのホテルに宿泊した際、非常に不快な接客を受けたという。その体験を第三者にも味わってもらい、共感してほしいというのだ。繁田氏は「まさか、そんなことにお金を払う人がいるとは夢にも思わなかった」と振り返る。

便利屋という商売は、世の中の思いもよらないニーズに気づかせてくれる面白い仕事だと同氏は語る。法に触れる内容や社会通念上受けられない依頼は断るが、可能な限り引き受けてきたという。

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探偵業で「初恋の人」探し

さらに、探偵業では「昔の恋人を探してほしい」という依頼も少なくなかった。依頼主は何十年も前の初恋の人を捜し、再会を望むケースが多い。繁田氏は「ただ会いたいという純粋な気持ちから、遺産相続や未練の解消まで理由はさまざまだ」と説明する。中には、相手が既に亡くなっていることもあり、その場合は依頼主に事実を伝える役割も担うという。

こうした依頼は、個人の深い悩みや人に言えない事情が背景にある。友人や家族には頼みにくいことだからこそ、便利屋や探偵が頼られるのだ。

便利屋・探偵業の“常識外れ”な依頼の数々

繁田氏は他にも、ペットの埋葬代行、浮気調査、さらには「自分を叱ってほしい」という依頼など、多種多様な案件を経験してきた。これらの依頼は、現代社会の人間関係の希薄さや孤独感を反映しているとも言える。

便利屋・探偵業は、単なる雑務代行ではなく、人々の心の隙間を埋める役割も果たしているのかもしれない。繁田氏は「依頼人のニーズは千差万別。常識にとらわれず、一つ一つ丁寧に対応することが信頼につながる」と語る。

こうしたエピソードは、私たちに「他人の悩み」の奥深さと、ビジネスの可能性を考えさせてくれる。

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