世界を席巻した『ちるらん』 初対面で感じた覚悟
「ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント」を掲げ、TBS、U-NEXT、THE SEVENの3社によるグローバルプロジェクト『ちるらん 新撰組鎮魂歌』。5月9日からは『Song of the Samurai』として世界100以上の国と地域で配信され、アメリカの『HBO Max』デイリーTVランキングで最高5位を記録した。主演の山田裕貴と森井輝プロデューサーは、作品の成功を「本気で向き合った結果」と語る。
山田は「同じ熱量を持つ人に出会うのは難しい」と振り返る。初対面で森井の「本気」を感じ、「本音をぶちまけた」という。森井も「お互いの人生をかけた対峙だった」と述べ、帰り道にBARに立ち寄るほど疲労感に満ちていたと明かす。
「誰にもできないことをやる」 セリフがリンクした瞬間
撮影中、山田は土方歳三のセリフ「誰にもできないことをやるのが、かっけぇんだろうが」を叫んだ際、役と自身の状況がシンクロし、「あ、俺はそう生きればいいのか」と衝撃を受けたという。森井はモニターでそのシーンを見て涙し、「この作品はいける」と確信した。
山田は「後ろを振り返ったら誰もいなかったが、前を見たら仲間がいた」と語り、作品への覚悟を新たにした。森井は「不安しかないが、準備で成功確率を上げる」とプロデューサーとしての姿勢を示す。
「はみ出してもいい」 現代に届けるメッセージ
山田は「システムの中で安全に生きるのは防衛本能だが、戦いたいなら戦えばいい」と語り、作品が「はみ出してもいい」という勇気を与えられればと願う。森井は「混沌とした時代に、若者が自分も何かしていいと思ってくれたら」と期待を込める。
世界配信の成功について、山田は「宇宙まで行かないとはみ出したと言えない(笑)」と笑いながらも、森井は「勝手にビビっていてはいけない。向こうも面白ければ見てくれる」と指摘。山田は「必要なのは覚悟だけだった」と締めくくり、『ちるらん』が語り継がれる作品になることを願った。



