一橋大生からアイドルへ、timelesz篠塚大輝が映画デビュー「異例の成長譚」
一橋大生からアイドルへ、timelesz篠塚大輝が映画デビュー

timeleszの新メンバー・篠塚大輝が、加入からわずか1年半で映画デビューを果たした。原作は江國香織の作品で、異例のスピードでの抜擢となった。篠塚は2025年に行われたオーディション番組『タイプロ』を通じてグループに加入。当時は一橋大学の現役大学生で、歌やダンスの経験が一切なかった。

「普通の大学生」からアイドルへ

加入当初、篠塚は東京・高円寺の5畳のワンルームに住み、鍋もフライパンもない生活を送っていたと雑誌インタビューで明かしている。そんな「普通の大学生」が、すでに活躍するグループに加入し、華々しくアイドルデビュー。その後、冠番組やラジオに多数出演し、数カ月後にはアルバム発売、アリーナツアー、そして年末にはドーム公演も達成した。

筆者は「これは現実なのか?」と笑ってしまうほど、篠塚の経歴はまるで少女漫画の設定のようだ。しかし、その「設定の強さ」だけで話題が一過性で終わらなかったのは、この1年間、彼が地道な努力でアイドルらしさを体現していく過程を見せ続けてきたからだ。

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蓋をしていた夢に挑戦

篠塚は幼い頃はアイドルに憧れていたが、「遠い存在」だと思い、勉強に打ち込んだ。一橋大学に進学し、就職か大学院か迷っていた時に『タイプロ』の募集が始まる。歌もダンスも未経験の普通の大学生が受けるなんて――ギリギリまで悩んだ末、背中を押したのは、子どものころから好きだったTOKIOの「宙船」だったという。

「変わるなら、今なのではないか」そう思ったのかもしれない。締め切り直前にオーディションに応募した。

「努力おばけ」と評される姿勢

オーディション中、菊池風磨から「シノ(篠塚)はタイプロに迷い込んだ」と言われるほど、篠塚は異例の存在だった。歌もダンスも未経験ながら、共にオーディションに参加していた原嘉孝からは「努力おばけ」と評されるほどの姿勢を見せていた。カメラのない場所を探して自主練習する姿は、菊池に「ウミガメの産卵の撮影のようだ」と言われたほどだった。

筆者は番組を見ながら、篠塚に好感を抱きつつも、「実際に加入してついていけるのだろうか」「潰れてしまわないだろうか」とハラハラしていた。未経験からの参入は本人が思う以上に過酷で、周囲は経験者ばかり。それまで普通の大学生だったところからアイドルになることへの恥ずかしさもあったのではないか。それでも彼は逃げずに立ち続けた。

多くのファンにとって予想外だった映画出演

映画出演の発表は、多くのファンにとって予想外だった。篠塚は加入からわずか1年半で、江國香織原作の映画にキャスティングされた。原作の世界観をどのように表現するのか、期待が高まる。

篠塚は「オーディションでいただいた役なので、驚きと同時に責任を感じています。精一杯頑張ります」とコメントしている。アイドルとしてだけでなく、俳優としても新たな一歩を踏み出した。

異例の成長譚の今後

一橋大学の現役大学生からアイドルへ、そして映画出演へ――篠塚大輝の成長は、まさに「異例の成長譚」だ。彼の努力と姿勢は、多くのファンに勇気と感動を与えている。今後の活躍から目が離せない。

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