日本発のグローバルグループ「&TEAM」(読み:エンティーム)のメンバーJOが、2026年11月27日公開の映画『ワンダンス』で主人公・カボを演じることが22日、正式に発表された。JOにとって映画初出演かつ初主演となり、グループのメンバーが映画主演を務めるのも初めてのケースとなる。併せてキャラクタービジュアルとダンス映像が公開され、注目を集めている。
吃音症の主人公がダンスに目覚める物語
本作は、ダンサーからも熱い支持を受ける珈琲氏による同名漫画(「月刊アフタヌーン」(講談社)連載中)が原作。昨年にはテレビアニメも放送された人気作品だ。物語は、吃音症が原因で目立つことを避け、自分の気持ちを抑えて周囲に合わせて生きてきた小谷花木(通称カボ)が、アルバイト先で深夜に誰はばからずダンスに没頭する湾田光莉と出会うところから始まる。その楽しそうで生き生きとした姿に衝撃を受けたカボは、心を揺さぶられるままにダンスの世界へ飛び込み、やがてダンスの魅力に取り憑かれていく。
JO、衝撃と共に役への没入を語る
JOは本作のオファーを受けた時の率直な心境を次のように明かしている。「初めて『ワンダンス』でカボを演じさせていただくと聞いた時は、正直、うれしさよりも先に衝撃の方が強く、数日は『本当に現実なのだろうか』と疑ってしまうほど信じられませんでした。しかし、原作を読み進めるうちにカボと自分との共通点が多いことに気づき、作品の世界に一気に没入し、自分がカボを演じる意味というものが、少し見えた気がしました」
また、初めての映画撮影を振り返り、「グループを一時的に離れてこれほど本格的な個人活動に臨むのは、デビューしてから初めてのことで、1人でやり切らなければいけないという不安や緊張の連続でしたが、映画を見てくださる皆さんやファンの皆さんに良い作品を届けたいという一心で、たくさんの研究と練習を重ねました。その過程を通じて、自分のダンスも心も大きく成長したと感じています」と、役への真摯な姿勢と成長を語った。
草場監督が絶賛「初演技とは思えない繊細な表現」
監督を務めるのは、PFFアワード2019で日活賞とホリプロ賞の2冠を受賞した『スーパーミキンコリニスタ』で注目を浴び、劇場用映画初監督作品『雪子 a.k.a.』でも話題を集めた新鋭・草場尚也監督。草場監督はJOの演技について「初演技とは思えないほど繊細な表現でカボを生き、劇中ではとにかく圧倒的な熱量で即興ダンスを踊りまくっています!」と絶賛。さらに、撮影中の感動的なエピソードを次のように明かした。
「一番の思い出はクライマックスの重要なワンカット。OKを出しに歩み寄った時、すべてを出し切った達成感で目に涙をあふれさせたJOくんの姿がカボと重なり、私も涙が止まらなくなってしまいました。フィクションと現実が混ざり合った瞬間で、ダンスを通して他者と深くつながれる素晴らしさを体感できました」
脚本、ダンス総監修の豪華スタッフ陣
脚本は『殺さない彼と死なない彼女』『恋は光』の小林啓一氏が担当。ダンスに出会い、その情熱を青春に捧げる主人公たちの想いを瑞々しく描き出す。
ダンス総監修は、プロダンサーとして活躍し、2004年に世界最大級のダンスバトル大会「DANCEALIVE」を立ち上げ、現在はダンスプロリーグ「D.LEAGUE」を創設するなど、ダンス関連事業を中心にカウンターカルチャーをベースに多角的に展開するカリスマカンタロー氏が務める。カリスマカンタロー氏は本作の撮影について「お話をいただいた時に、ダンスにウソをつきたくないので役を演じる方々および撮影に関わるすべての方には、自分に厳しく妥協なしで本気で熱く取り組んでいただくことを条件にお受けしました」とコメント。
草場監督は、カリスマカンタロー氏の参加について「カリスマカンタローさんが掲げる『ダンスに嘘をつきたくない』という言葉は、私の『映画に嘘をつきたくない』という思いと強く共鳴し、同じパッションでこの作品に挑む原動力となった」と語り、作品にとって欠かせない存在であることを強調した。
原作者・珈琲氏も驚きのダンス監修体制
撮影現場にも足を運んだという原作者の珈琲氏は、「各キャストさんに1名ダンサーが監修としてつき、それもまたとんでもなく一流の名ダンサーさんたちばかりという力の入れようにかなり驚きました。豪華です。カッコいいダンスシーン楽しみにしております」とコメント。カリスマカンタロー氏が総監修し、JOをはじめキャスト陣が猛特訓を重ねたダンスシーンへの期待が高まる。
キャラクタービジュアルと動画も解禁
併せて、JOが演じるカボのキャラクタービジュアルとキャラクター解禁動画も公開された。ビジュアルは、躍動感あふれるダンスシーンと、まっすぐに空を見つめる踊り終えた直後の横顔の2種類。コピーは「でも、踊る」。動画では、孤独なカボがダンスに出会い変化していく表情が捉えられ、徐々に進化するダンスシーンに臨場感が溢れている。
現在、映画は撮影を終えポストプロダクション中で、まもなく完成予定。ダンス総監修のカリスマカンタロー氏は「ダンスは技術だけじゃなく『心』だと改めて感じることができた素敵な作品になりました。ダンス監修一同自信を持ってお届けします!」と自信を覗かせている。



