鈴鹿央士、体重53キロまで減量!『喧嘩独学』肉体改造の裏側を語る
鈴鹿央士、体重53キロまで減量!『喧嘩独学』肉体改造の裏側

『喧嘩独学』実写化、キャスト陣が語る舞台裏

韓国発の大ヒットウェブトゥーンを実写化したNetflixシリーズ『喧嘩独学』が、6月11日より世界独占配信を開始した。「LINEマンガ」で国内累計5.4億回、世界累計22.8億回超えの閲覧数を記録した原作を、『翔んで埼玉』『はたらく細胞』などで知られる武内英樹監督と脚本家・徳永友一のタッグが実写化。オリコンニュースでは、志村光太役の鈴鹿央士、八潮秋役の見上愛、カネゴンこと金子亨役の菅生新樹、朝宮夏帆役の生見愛瑠にインタビューを実施。配信開始後だからこそ明かせる舞台裏エピソードを交え、作品の魅力を語ってもらった。

鈴鹿央士、4年前からオファー受けていた「念願の主演」

本作への出演感想について、鈴鹿は「原作を読んでいたので、お話をいただいたときはすごくうれしかったです。『自分が志村を演じられる!』と思ったのと同時に、アクションがかなりあるなって。アクションを本格的にやったことがなかったので、自分にとってチャレンジになる作品だなと思いました。実は最初にお話を聞いたのは4年前ぐらいなので、配信開始のうれしさはひとしおです」と語る。

菅生は「キャストの方はもちろん、武内組に惹かれていました。チームとして完成されていて、僕たち(俳優陣)は演技に集中するだけで大丈夫な環境づくりをしてくださるプロフェッショナルな軍団。そんな武内組とご一緒できること、同世代の皆さんと共演できることが楽しみでした。撮影は日々楽しかったし刺激がある作品だったので、緊張や不安もありましたが、チームみんなのおかげで僕はやれたかなと感じています」とコメント。

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見上は「アニメを観て面白いし続きが気になると思っていたところにお話をいただき、最初は『こんな黄色いジャージ似合うかな?』っていう不安がありました(笑)。秋ちゃんは学校に行けなくなってしまうなど繊細な一面もある中、志村の背中を押すという力強い面もある。みんなのアクションやメイクですけど血だらけの姿とかを見たりしたとき、台本を読んでいる段階では想像できなかった感情がいっぱい生まれる瞬間があり、いい経験をさせてもらいました」と振り返る。

生見は「アニメも観て、原作も読んで、台本も読んで、こんな女神みたいな役をできるかなと思いましたが、やってみたらみんなが素敵って言ってくれたのが気持ちよかったです(笑)。気分もモチベも上がりまくるという、新たな経験をさせていただきました」と笑顔を見せた。

キャラクターの魅力と共感ポイント

自身が演じたキャラクターの好きなところについて、見上は「あの独特な言葉づかいですね。現実の生活にいたらそりゃ浮いてしまうなという言葉づかいですが、それがトレードマークにもなっているし、かわいらしいと思いながらアニメも観ていました」と語る。

生見は「行動力が意外とあるところです。志村くんの家まで自分の足で行くなど、行動力に憧れます」と、雨の中傘も差さずに志村の家まで行ったシーンを挙げた。

菅生は「カネゴンは卑怯なところもあるけど、実は正直で嘘をつけないのが愛くるしいなって。ある意味ダサいけど、あそこまで弱みのような部分をさらけ出すというか。人に対して真っ直ぐな人はあまりいないし、そこがいいなって思います」と共感を示す。

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鈴鹿は「志村は優しいです。そこにつきますね。あとは想像力、工夫かな。トレーニングシーンをたくさん撮ったのですが、家で真似できるようなトレーニング風景だなと思いました。アクション部の方と監督と相談して作ったのですが、志村には羽が生える瞬間があって、そこは羽ばたけるだけ羽ばたこうと思ってやっていました。そういう幅がある役なところも好きです」と語った。

演じたキャラ以外でうらやましいキャラクターを聞かれると、見上は「すごく強かった新庄(前田拳太郎)。私が男だったら新庄になりたいです。あのぐらい強くなりたい。しかも信念があるところもまたいいですよね」と回答。菅生も「あれはモテる」と同意した。

撮影現場の雰囲気と“黄金トリオ”の呼吸

共演者の印象について、見上は「もっと皆さんマイワールドがあって、現場でも個々でいるタイプの方々かなと思っていましたが、現場に入ったらみんな仲良くお話されていて、楽しかったです」と語る。

菅生は「僕は生見さんと共演シーンが少なく、会えるときはコミュニケーションをとりたいと思っていました。基本的に僕らの撮影シーンは男しかいなかったし、わちゃわちゃしていたので(笑)。だから逆に『しゃべってくれた』という感じで、むしろ嫌がられたらどうしようと思っていました(笑)。見上さんもそうでしたけど(鈴鹿も含めた)3人の撮影が多かったので、自然と会話できました」と振り返る。

鈴鹿は「みんな真面目。現場をいいものにしよう、楽しめるものにしたいとビシッとやる方たちばかりで、スイッチが入ったときはすごかったです。雨降らしや戦うシーンでは、そのギャップに驚かされました」と語る。

「喧嘩独学」チャンネルの3人は共演シーンも多かったが、何か相談のようなものがあったかとの質問には、見上が「まったくしていないですね。監督が『このシーンはこうしてみる』といったお話をしてくれたことはありましたが、3人で何か相談は特にないです」と答え、菅生も「自然とあんな感じでした」と続けた。

鈴鹿央士、体重53キロまで減量!限界突破の肉体改造

アクションに向けた体作りについて、鈴鹿は「初めて作品のために体重を落としたり増やしたりしました。最初は弱い志村でいなければならないので、なるべく細くということで体重を落とし、そこから最後の戦いに向けてちょっとでも体を大きくしようと考えてやりました」と明かす。

見上は「撮影期間って5ヶ月ぐらいあったよね? その間ずっと体重管理し続けていたのはすごい!」と驚く。菅生も「一番低いときすごかったよね!? 雨降らしの時とかカリッカリだったよね」と証言。鈴鹿は「カリカリでした(笑)。53キロくらいだったと思います。雨降らしでうわーってなるときは朝起きてから一口のお水とバナナ1本、前日もペットボトル1本で過ごして。大変だったけど、そこまではやったことがなかったし、いろんな新しい知見もできて楽しかったです」と振り返る。

弱い少年からケンカを学んでいく過程での演技の意識について、鈴鹿は「ファイティングポーズかな。最初の情報解禁ではまだ弱い志村なので、構え方的にちょっと肩の上がり具合とかの出幅をアクション部の人たちと相談して、そこは物語が進む中で変わっていっていると思います。背筋や歩き方なども意識して変えています」と語る。

菅生は「僕は役的にも近くで見ていて、撮影に入ってからもトレーニングを続けていたので、純粋に強くなっていっていたかなと思っていました。もしかしたら最初から強かったのかもしれないけど(笑)。見せ方がそう見せてくれていたから、段階を踏むごとに、最後の桑田(伊勢谷友介)戦とか新庄戦のときは普通に強い感じが出ていたと思います。桑田戦は普通に試合している雰囲気を感じました」とコメント。

ラーメンぶちまけシーン秘話、アドリブ応酬のケンカ

鈴鹿と菅生がチャンネルを作るきっかけとなる、ラーメンをぶちまけるシーンの裏側について、鈴鹿は「量は1玉じゃないよね」と振り返る。菅生は「確かに。しかもラーメンのくだりを含めたあのシーンは3日ぐらい使って撮ったよね。ラーメンをかけた後2日ぐらいの匂いがヤバかった(苦笑)」と明かす。

鈴鹿は「靴下が臭かった〜。カネゴンにラーメンがかかった靴下のまま顔をバンと踏まれなきゃいけなくて。ラーメンと畳の匂いがすごかった(苦笑)」と苦笑い。菅生は「乾ききっていると観ている人にわかっちゃうので、あえてそのまま置いていたよね。俺も次の日に現場に行ったとき、べちょべちょの衣装をもう一回着なきゃいけなくて(苦笑)」と続けた。

さらに菅生は「あのくだりの後半にあるアクションは、お互いちょっとアドリブがあって。鈴鹿が2日くらい机の上に置いているラーメンを僕にかけてきたんですよ。お互い何でもありだったからラーメンをかけられたのにも応戦するなど、後半は本当のケンカのようでした(笑)」とアドリブ合戦を明かした。

印象的なシーンと「ボコられ顔」の裏話

印象に残っているシーンについて、見上は「最後の戦いは3日間ぐらい、朝から晩までたくさんのエキストラさんに入っていただいて撮影しました。秋ちゃんはセコンド担当でしたが、本当に志村のことが心配になってきちゃって(笑)。疲労で倒れちゃうのではみたいな気持ちになり、リアルセコンドの気持ちでやっていました。完成したものを観ても感動したし、現場でもエキストラさんたちが感動して盛り上がってくださっていたので印象に残っています」と語る。

生見は「私はハマケンに脅されたけど、カネゴンが志村に来るなと言ったシーンですね。『友達できたんだって』と聞いてからのカネゴンが、個人的には好きです。感動しました。原作でもあそこがすごく好きで、なんか人間っぽいなと思って」とコメント。菅生は「うれしい! 頑張ってよかった。あのシーンを撮るとき、監督が『頼む…!』って俺に言ってきた。シーンの前にやめてよと思ったけど、監督の一言にやるしかないみたいな感じになりました」と明かす。

菅生はさらに「志村、カネゴン、秋の3人がいて、新庄に一回ボコボコにされて入院した場面での志村とのやりとりは覚えています。僕もかなり気持ちが入りましたし、央士もいい反応してくれて。自分の中でも自然と気持ちが入ったので強く覚えていますね」と振り返る。

鈴鹿は「ありすぎるけど、自分はよくキモいって言われていた(笑)。朝宮さんに名前を呼ばれたときの反応とか、その後ゴミ捨て場に行って鼻歌を歌っているときなどに『気持ち悪い』って言われました(笑)。誰かにとって普通のことでも、志村からしたら当たり前ではなくドキドキするので、そのドキドキをどれくらいまで出していいのだろうって。原作の表情に寄せようかなとか思ってやっていたら、気持ち悪いと言われました(笑)」と明かす。見上は「最高の褒め言葉だね(笑)」と笑った。

菅生は「あと僕、監督にボコられ顔が好きと言われました(笑)」。クライマックスの試合にやって来たシーンでもボコボコ顔だったことについて、菅生は「そうなんです。監督が『カネゴン、ちょっと俺ボコボコ顔が好きだからいい?』って言われて急きょ決まりました(笑)。セリフでの説明も一言だけでしたけど、あれは監督の好みです」と裏話を披露。

前田拳太郎のキレキレアクションに鈴鹿も必死

志村と新庄のケンカシーンについて、鈴鹿は「あのシーンにいた男3人(鈴鹿、菅生、前田)は同い年で、頑張ろうねっていう話はしました。テコンドーの蹴りとは違うそうですが、前田くんは空手経験があるので蹴りがとてもきれいで、そのキレに追いつくのに必死でしたね」と振り返る。見上も「ブレないよね、動きが。ピタッと止まるのがすごかった」と絶賛する。

鈴鹿は「トイレでの新庄戦も大変でした」と語り、菅生も「水浸しだったしね」と続ける。水浸しの中での撮影について、鈴鹿は「マリンシューズのおかげでそんなに大変でもなかったですね(笑)」と笑った。

もしもの配信チャンネル、4人のアイデア

もし配信するとしたらどんな内容に挑戦したいかという質問に、見上は「陶芸の楽しさを発信していきたいです。とても好きだし、私も陶芸をしている人の動画を観るのも好きなので、陶芸に関する配信はやってみたいです」と回答。

菅生は「ゲームをよくするので、まあ上手くはないですけど、いわゆるエンジョイ勢、楽しんでいる勢とは同じ目線になれると思う。顔出しせず、みんなとわちゃわちゃできるみたいなゲームだったら、自分も楽しめるかなって思います」と語る。

生見は「私は移動時間とかどこでも寝られるので、寝ている姿を配信したいかなって」と提案。見上は「強気!(笑)」と反応し、菅生も「ちょっと見たいけどね。でも大丈夫? 寝ながら騒いでいる可能性もあるよ(笑)」とツッコむ。生見は「寝相がすごくいいんです! だからそれを配信して観てもらえたらありがたいです(笑)」と主張した。

鈴鹿については、見上が「クローゼットを見てみたい。お洋服がおしゃれだから、クローゼット体験みたいな感じで、その場でコーディネートとか組んでくれたらいいかも」と提案。菅生も「いろんな服屋とか巡ったらいいんじゃない? 央士がどうやって服を選んでいるか気になる人は多いと思う」と続ける。鈴鹿は「お買い物している様子とかってことか。それありかも。じゃあお買い物かクローゼットかにしたいと思います」と応じた。

“脳汁”が出た瞬間、菅生新樹の合格発表で鼻血

ドラマのセリフにちなみ、テンションが爆上がりした経験について、菅生は「大学は東京だったのですが、大阪出身で受験に受からなかったら大阪で働こうと決めていたので、合格発表を見たときはマジで鼻血が出ました。人生で初めて興奮したら鼻血が出る経験をしました。嘘だろと思っていたけど、マジで出るのかと。あれ以降もあれ以前もないですね」と告白。

鈴鹿は「音楽を聴くのが好きで、7〜8年前くらいにプリンスの『パープル・レイン』のライブ映像が流れてきて、それを初めて聴いたときに脳汁が出ました。脳みそに何かエキスみたいなのがグワーッと出ている感覚があって震えましたね」と語る。菅生は「おしゃれな話だなあ。俺のエピソードしょうもないし、カネゴンみたいだわ(笑)」と苦笑い。

生見は「撮影がまいたときですね。大好き。飯押しとか大好きです。もうどう考えても皆さんの力じゃないですか。協力したという。まいた時間は自分の時間にするぞって、空白の3時間ぐらいが大好き。帰って何しようか考えているときに脳汁が出ます」と明かす。

見上は「私は初めて有馬記念を生で観戦したとき、ボロ泣きして。人と馬が一緒に走っている光景が感動的すぎちゃって。その音が聞こえたり歓声とかがすごすぎて、それは脳汁が出ました」と語った。

作品の見どころと2周目の楽しみ方

作品の見どころについて、見上は「いろんなキャラクターが次々と志村の敵として現れ、それぞれの個性が際立っているし、それぞれに戦う理由もしっかりあって、それが観ていて面白いなと思いました」と語る。

菅生は「テンポ感よく自然と次のエピソードという感覚で観られたのは、今作の魅力の一つだと思います。上がるところは上がるので引き込まれるし、だからこそ2回3回と観ても視点を変えられるから面白いなと思いました」とコメント。

生見は「観ていて感じたのは、遊園地を見ているみたいな感覚です。ジェットコースターのように感情の波が激しく、もうドキドキしながら観られる作品だなって思いました」と表現する。

鈴鹿は「みんなのことを応援したくなって、自分も出演者の一人ですが、観ていて『頑張れ』という気持ちになりました。その人それぞれの視点で物語の見え方も変わってくるし、この人ってこう思っていたのかなと後からわかる部分もあるので、何回観ても楽しめる作品だと思います」と語る。

2周目以降の注目ポイントについて、鈴鹿は「朝宮さんかな」と提案。見上も「そうだね。朝宮さんのギャップだね」と同意する。鈴鹿は「あと朝宮さんの行動の意味が最初からすべてつながっているので、知った上で観るとまた感じ方も変わりそう」と続ける。

菅生は「キャラクターの視点によって全然違うことを感じているから、それは自分の好きなキャラクターでもいいし、違う人の目線から見たら面白いのかなと思います」とアドバイス。

生見は「みんな表に出していないことがいっぱいあって、後に明らかになっていくみたいな構造で、私たち演じている側はそれをわかった上で演じているので気持ち的にはつながっています。そういったことを踏まえ、あの表情の意味は実はここにつながっていたのかということを感じ取ってもらえたら楽しいかもしれません」と締めくくった。