櫻坂46の三期生・谷口愛季(21)が主演を務め、『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』などの名作ドラマを手掛けた巨匠・永山耕三氏(69)が監修するショートドラマ『アゲコメNOTE』が公開された。本作は、悩める高校生のリアルな日常と心情を凝縮し、受験生の背中をそっと押す企画だ。このたび、グループを離れて単独での演技仕事および主演に初挑戦した谷口と、ショートドラマという新ジャンルに初めて携わった永山氏の対談が実現。本作の魅力や谷口の演技、受験生へ贈る熱い“アゲコメ”について語り合った。
永山氏が谷口の演技を絶賛「すごく素の演技がよかった」
完成した映像について、永山氏は「素晴らしいと思います。お見事。脚本を最初に読んだときよりもあたたかい感じに仕上がっている」と絶賛。谷口は「ありがとうございます!!」と喜びを表した。主演ドラマのオファーを受けた心境を谷口は「グループのメンバーがいない演技のお仕事は初めてだったので不安だったけど、演技のお仕事はやりたいと思っていたのでうれしかった」と振り返る。
永山氏にとってショートドラマは初挑戦。「ショートドラマって、曲のサビだけをつないでいるみたいなことだと思っているけど、これはこれでいいのかなと思った。最近は毒々しい作品が多く、サビを盛り上げるために強いセリフや展開で視聴者を驚かせることが多いが、この作品みたいに伝えたい言葉を中心としたほんわかした作品もいい」と語る。
谷口の演技と滑舌の悩みに永山氏がアドバイス
永山氏は谷口の演技について「きっちりお芝居もできていたけど、すごく素の演技がよかった。役とご本人がすごくフィットしていた。素朴というかシンプルというか、そういう感じがとても良かった」と評価。谷口は「学生服も着ることができてうれしかったし、まだまだ全然高校生いけそうだなと思った(笑)。でも、私はこういう『ザ・青春』はあまり送ってこなかったので、憧れがありましたし、役を通して『ザ・青春』をできてよかった」と語る。
実際の高校生活について、谷口は「私はもっと静かでした(笑)。部活はギター部をやっていて、部長をしていたけど、今の私を見たら驚かれるくらい大人しかった。高校二年生の後半くらいから櫻坂46に加入して、レッスンしながらの学生生活でした」と明かす。櫻坂46加入後に東京の学校へ転校した際は「クラス中誰も知らなくて、人見知りしちゃってました。多分クラスメイトとしゃべったのが数回くらいしかなくて。だから憧れのキラキラした学校生活を送れて楽しかったです!(笑)」と振り返る。
滑舌の悩みについては、谷口が「だんだんよくなっているとは思います…(笑)。メンバーからは『最近よく聞き取れる』って言われるけど、それはメンバーの耳が成長した可能性もあるなって(笑)。成長の見込みは“あり”だと思っているので、これからもっと改善していければ」と話すと、永山氏は「滑舌はね、自分に自信がついてくると、だんだんハッキリしてくる。最初は緊張しているし、周りに人がたくさんいるから『大丈夫かな』と不安だけど、自信がついてくるとだんだん普通にしゃべれるようになり、声も大きくなってくる。簡単に言えば慣れです」とアドバイス。
さらに永山氏は「ドラマや映画は、自分のお芝居だけを撮ってくれる瞬間がある。絶えずみんなが自分を見てくれている。その中でセリフを言うことが大切。そうするとみんなに見られることに慣れて自信がつく。いつもはグループでみんな一緒にいるかもしれないけれど、一人でみんなに見られる瞬間をたくさん過ごすこと。自然と滑舌も良くなるし、お芝居もできるようになる。今回の経験も必ず生きますよ」と激励。谷口は「おおーー!!“アゲコメ”ですね(笑)。うれしいです!まだ全然自信はないけど、これから一人でのお芝居にも挑戦して慣れていければ」と応えた。
受験生へ贈るエール「頂上はまだまだ先」「頑張りすぎず頑張って」
受験生に向けた“アゲコメ”を求められた永山氏は「まずは『頂上はまだまだ先だ』ということ。これは色んなことに関して言えるけど、てっぺんはまだまだ先だから、途中で『着いた気』になっちゃダメ。まだまだ上がある、そう思って進んでほしい。それに、本当に過ぎてしまえばすべてが良い経験だし、みんな楽しい思い出になる。だから、その時に与えられた課題や勉強をちゃんとやっていれば、あとで振り返ったときに『楽しかったね、頑張って良かったね』って思える。だから、今を『つまんねえ』と思わない方がいい。受験勉強で英単語を覚えたり、数式を解いたりするのは、今はつまんないかもしれない。でもそれは、彼女たち(櫻坂46)でいうダンスや歌のレッスンと同じ。それがちゃんと本番で成果として出せた時に、心から『やってよかった』と思えますよ」と熱く語った。
谷口は「私は『頑張りすぎず頑張って』と言いたい。頑張りすぎて、無理して詰め込んじゃうことが、自分のメンタル的にも体力的にも一番よくないのかなって。焦らずに自分のペースを保つことが大切」とコメント。「無理して頑張ると自分の負担になっちゃって、苦しくなっちゃうと思う。“頑張ってるだけで偉い”と私は思いますし、そうやって自分のペースで少しずつ伸ばしていけば大丈夫だと思います」とエールを送った。
ショートドラマ『アゲコメNOTE』概要
本作は、受験生を応援する「SPRIX受験応援プロジェクト」として制作された。主演は谷口愛季(櫻坂46)。共演に大倉空人(原因は自分にある。)、米倉れいあ。SPRIX受験応援プロジェクトの公式SNSアカウント(Instagram・TikTok・YouTube)で配信中。あらすじは、高校3年生の谷口アゲハ(谷口愛季)が、恋や部活、勉強に悩みながらも、クラスメイトの一言で救われるというストーリー。



