歌手で俳優の藤原さくらが、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』に出演することが決まった。藤原にとって連続テレビ小説は初出演となる。あわせて、同じく初出演となる伊藤万理華、岩男海史、saraの出演も決定し、谷村美月と前原滉の名前も発表された。
藤原さくら、澄子役で朝ドラ初出演
藤原は、画家・夏井銀児の元恋人「澄子」を演じる。初の朝ドラ出演について「素敵な出演者の皆さんの中に加わることができてとても嬉しいです!」などとコメントを寄せた。
同作は、明治30年(1897年)に山口県岩国で生まれた主人公・葉野珠が、さまざまな困難を乗り越えながら作家としての道を切り開いていく物語。女学校卒業後に代用教員として働き始めた珠は、解雇を機に故郷を離れ、上京をきっかけに小説家を目指す。大正から昭和にかけて、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産、借金などに直面しながらも、作家として生きることに向き合っていく。実在の人物をモチーフに大胆な再構成を加えたフィクションで、原作はない。音楽はfox capture plan、主題歌はYOASOBIの「咲き誇れ」が担当し、語りはNHK大阪放送局の三條雅幸アナウンサーが務めている。
新キャストのコメントと制作統括の言葉
藤原は澄子について「かなりドキッとする役どころ」とし、「宇野千代さんの『色ざんげ』を読み、澄子という女性に向き合う中で、彼女の持つ強さと儚さ、そして絶望に圧倒されました」と語った。伊藤万理華は作家の妻・萩宮絹子役で「目まぐるしく変化する環境の中で、大きな決断をしていく珠さん。その姿に揺さぶられる絹子を演じることができて光栄でした」とコメント。前原滉は作家・川岸康成役で「約8年ぶりのNHK大阪放送局」とし、「恩返しの気持ちで今回臨むぞ!と川岸康成という役をやらせて頂きました」と述べた。
saraは川岸康成の妻・川岸静代役で「初めて朝ドラに出演させていただきます。出演が決まった時は、信じられない気持ちで胸がいっぱいになりました」と喜びを表現。岩男海史は馬込村の住民・田島風太郎役で「周りから『変わった奴』と言われる人物です。変わった奴…難しい。変わった奴…楽しい」と役への思いを語った。谷村美月は画家・夏井銀児の妻・早苗役で「逞しさ、そして未熟さも持ち合わせていながらも、どこか憎めない、そんな印象を役からは受けました」と話している。
制作統括の村山峻平氏は「馬込文士村時代の珠は、さまざまな個性と交差し、相まみえることで作家として駆け上がり、やがて『代表作』の執筆へとつなげていきます」と説明し、「今回発表した出演者の皆さんは、それぞれにまったく異なる個性と空気をまとった魅力的な方々ばかりです」とコメントした。