22日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜22:00~)の最終章を前に、主演の野呂佳代がコメントを寄せた。野呂は「私は『努力が必ず報われる』とは思っていません」と語り、作品への思いを明かした。
『銀河の一票』とは
同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけにすべてを失った与党・民政党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木華)が、政治素人のスナックのママ・月岡あかり(野呂佳代)を東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間を描く。
第9話の反響
先週放送された第9話では、告示日前夜、プレッシャーでうまく声を出せないあかりに対し、レジェンド声優・光留(日高のり子)が“心に届く声”をアドバイス。涙ながらに演説を披露したあかりに、茉莉ら仲間たちから温かい拍手が送られた。そして翌日、あかりは“通り魔に襲われた事件現場”で、無事に第一声の日を迎えた。
SNSでは、「これまで関わってきた人たちが自分の持ち味を活かして一緒に走ってくれる。これぞ“チーム”あかり」「全員に居場所がある。この選挙事務所こそが『こうであって欲しい日本の姿』の縮図のように感じる」といった反響が集まり、「#銀河の一票」がトレンド1位を獲得。さらにTVerでは、総合ランキング1位となった。
野呂佳代「現実で起こっている“自分たちの話”」
クライマックスに突入する第10話を前に、野呂は「とにかく周りからの反響がすごくて『毎話泣いているよ』とたくさん言ってもらえます」と反響を実感。芸能界の知人からも、まるで野呂自身が出馬するかのように「都知事選、応援してるよ!」「一票入れるからね!」と声をかけられるという。
また、本作について「あかりたちが目指すのは“誰も取りこぼさない”社会です」と説明。「普段はなかなか目を向けないけど、いつ自分がその状況に陥ってもおかしくない、誰の身にも起こりうるような身近な話がたくさん出てきます。フィクションではありますが、どれも現実で起こっている“自分たちの話”です」と語る。
続けて、「そこに切り込んで、ドラマと現実世界をリンクさせる、そのバランスがすばらしいからこそ、たくさんの方に応援してもらえているのではないかと思います。もちろん、ドラマで取り上げられていない問題もたくさんありますが、なかなかテレビで扱われない題材を放送できているのは、すごく意義のあることだと思います」と力を込めた。
「努力が必ず報われるとは思っていません」
今後のストーリーについて、野呂は「最終的に誰が都知事になるのか…。その結果にも期待していただきたいですが、それぞれの人が抱えるそれぞれの気持ちが、どのような結末を迎えるのかに注目してほしいです」とコメント。
さらに「私は『努力が必ず報われる』とは思っていません。でも、その努力がこれからの自分につながるとは思っていて、その過程にどれだけのことが詰まっているかが大事だと思っています」と自身の思いも重ねる。
そして、「現実に生きる私たちと同じように、努力が実る人、実らない人がそれぞれ出てきますが、そこのリアリティーも含めて最終章を楽しんでもらえたらうれしいです」と呼びかけた。
第10話の見どころ
第10話では、選挙戦がついに幕を開ける。あかり陣営は、光留がウグイス嬢を務める選挙カーで注目を浴びる一方、流星(松下洸平)陣営は支持団体に向けた個人演説会で組織票固めに徹し、対照的な戦いを繰り広げる。
そんな中、流星は秘書の昴(倉悠貴)から、茉莉の父・鷹臣(坂東彌十郎)が“告発の手紙”で「殺した」とされている医大の学部長に関する調査報告書を渡される。
翌日、「チームあかり」は遊説のため都内の離島へ。蛍(シシド・カフカ)の仲介でつながった島民たちとリモートで対話を重ねていたあかりは歓迎を受けるが、茉莉は取材に来ていた雨宮(三浦透子)から、五十嵐(岩谷健司)に“告発の手紙”の件で呼び出され、「これ以上触るな」と調査を中止するよう釘を刺されたことを打ち明けられる。
五十嵐は、茉莉にショックを与えかねない重大な事実をつかんでいる様子。それでも真実を知りたい茉莉に対し、五十嵐はすべてを打ち明ける前に「答え合わせをしたい相手がいる」と告げ、今後の選挙戦を大きく左右するある提案を持ちかける。



