Netflix『ガス人間』配信開始、サザン「いとしのエリー」がキーソングに
Netflix『ガス人間』配信開始、サザン「いとしのエリー」がキーソング

Netflixオリジナルシリーズ『ガス人間』が7月2日、世界独占配信を開始した。本作は東宝の特撮映画『ガス人間第一号』(1960年)を完全オリジナルストーリーでリブートした全8話のクライムスリラー。東宝とNetflixが初タッグを組み、韓国の制作会社WOWPOINTも共同企画・制作に参加している。

「いとしのエリー」が物語の鍵を握る

配信開始にあわせ、サザンオールスターズの不朽の名曲「いとしのエリー」が物語の核心に関わるキーソングとして起用されていることが発表された。起用のきっかけは、エグゼクティブプロデューサー兼脚本を務めるヨン・サンホの強い希望によるもの。ヨン・サンホは「『ガス人間』において、物語の重要な役割を果たす楽曲として何が最もふさわしいかを考え、共同脚本のリュ・ヨンジェと相談し、『いとしのエリー』という結論になりました」とコメントしている。

さらにヨン・サンホは「『ガス人間』が持つさまざまな情緒と、『いとしのエリー』が持つ独特の感情が見事に重なり、この楽曲は作品が描く感情の中心になりました。後半の脚本を書いている間も、ずっと『いとしのエリー』を聴いていました」と振り返り、「単なる挿入歌ではなく、リブートされた『ガス人間』の中心感情として位置づけられています。『ガス人間』と『いとしのエリー』の出会いは運命的だったと言いたいです」と語った。

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豪華キャストとスタッフ陣

監督は『ガンニバル』『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三が務める。主演には小栗旬と蒼井優が起用され、劇場型の連続予告殺人事件を追う刑事と記者を演じる。また、動画配信者の兄妹役で広瀬すずと林遣都、元ヤクザで上場企業社長役で竹野内豊が出演。さらに、本作が俳優デビューとなるUTAが“ガス人間”役で圧倒的な存在感を放っている。

片山監督は「編集を進める中で、曲が持つイメージが物語を追うごとにさまざまな印象へと変わっていくことに驚かされました。改めて『いとしのエリー』という楽曲の奥深さを感じました。作品をご覧になる皆さんにも同じように感じていただけたらうれしいです」と述べている。

VFXと音楽の融合が生む新たな体験

本作では、『ゴジラ-1.0』で米アカデミー賞視覚効果賞を受賞した白組によるVFXが用いられ、異形の“ガス人間”を描き出す。昭和・平成・令和と世代を超えて愛され続ける「いとしのエリー」との融合が、物語に深みを与えている。『ガス人間』は、予告された連続殺人事件の真相を軸に、警察、マスコミ、動画配信者、裏社会、権力者らの思惑が複雑に交錯する新次元のクライムスリラーとして注目を集めている。

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