俳優の永作博美が、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)のナレーション収録に臨んだ。担当したのは、20日・27日の2週にわたり放送される「母と息子のやさしいごはん3」。発達障害があり、人と接することが苦手な息子・大貴さん(33)と、その“居場所”を守ろうと奮闘してきた母・貴美子さん(69)を追うシリーズの第3弾だ。
母と息子が営む店と、2度の閉店を経て
母と息子が二人三脚で営んできた店は、経営が軌道に乗り始めた矢先に水漏れで長期休業を余儀なくされた。それから2年。思わぬ出会いによって、大貴さんと貴美子さんの関係、そして2人の人生が大きく動き始める。その展開に永作も「ドラマみたい」と驚かされた。
練馬区にある「酒処 大(たい)」。調理担当の大貴さんと接客担当の貴美子さんが二人三脚で営む店の名物は、自家製デミグラスソースをかけたハンバーグだ。その味を求め、連日多くの客が訪れる。
幼い頃から成績優秀だった大貴さんは、中学生の時、不登校に。発達障害の診断を受け、引きこもる日々を送っていた。そんな息子を変えたのは、初めて作った料理を母が「おいしい」と喜んでくれたこと。料理人を目指し始めた息子のため、母は2020年1月、本郷に食堂を開いた。看板メニューは、母を笑顔にしたハンバーグ。しかし、開店直後からのコロナ禍で、わずか2年で閉店を余儀なくされた。
諦めきれない息子のため、母は護国寺で2店舗目を開店。ハンバーグが評判を呼び、行列のできる店になったが、突然、天井や配管から水漏れが発生。またも店を畳むことになった。2度の閉店を経ても、大貴さんは料理を諦めなかった。さらに食材にこだわり、一品料理と全国の地酒を楽しめる店として、母と3店舗目を開いたのだ。
母に異変、息子が迎えた新たな人物
ところが、今度は貴美子さんの目に異変が起こり、療養が必要に。大貴さんは母の代わりを探し回り、友人のユウキさん(42)を店の手伝いに迎えたのだが…。
これまでのシリーズを見守る中で、息子を心配するあまり、母と息子の距離が近くなりすぎているようにも感じていたという永作。「お母さんが大変なのは分かるし、息子のことが心配なのも分かります。ただ、やっぱり2人の関係の距離の近さは、どうしても気になるところで、その心配をしていたのですが、今回、新たな人物が登場したことがすごく劇的で感動しました」と語る。
その人物こそ、第3弾のキーパーソン・ユウキさん。彼との出会いによって、大貴さんの人生が大きく動いていく。「本当にドラマみたいでした。“人生でこんなことがあるのか!”と思って、ものすごいものを目の当たりにしました」と驚きを隠せない。



