元日向坂46の河田陽菜が、9月11日深夜0時24分からABCテレビで放送されるドラマ『ショードラpresents セイカイガワカラナイ』(関西ローカル)で、卒業後初のドラマ出演にして主演を務めることが決定した。
「死者蘇生AI」が普及した近未来を描く異色のSF
本作の脚本・監督を手がけるのは、「マイナビ ショードラアワード 2026」大賞を受賞した株式会社OASIZが運営するSNSアカウント「セイカイガワカラナイ」。「正解がわからない時代」を生きる若年層の感情に寄り添うショートドラマを継続的に発表し、高い評価を得てきた彼らが、地上波の深夜ドラマに初挑戦する。
「死者蘇生AI」が普及した近未来の日本を舞台に、人はAIとどう向き合えばよいのか、いま描かれるべき“正解のない物語”を紡ぎ出す。
河田陽菜が演じるのはAIで母を蘇らせた高校生
今作で河田が演じるのは、「死者蘇生AI」によって生成された母と暮らす高校生、未咲。亡くなった人の写真や生前のチャットAIとの履歴などから故人を生成する「死者蘇生AI」サービスを利用し、母・みちこを蘇らせた未咲だが、やがて死者蘇生AIの高額な利用料や、生前は知らなかった母の一面などを知るなど、さまざまな葛藤を抱えていく。
実は3年前の母の死にも“ある罪”の意識を抱いていた未咲。最後まで目が離せないスリリングなストーリーが展開する。
共演者と配信情報
“AIお母さん”みちこを演じるのは櫻井淳子。存在している姿は人間そのものなのに、どこかしら「やっぱりAIなのだ」と見ている人を不安にさせる演技に注目。生き返らせてしまった妹をそばで支える姉・七海を演じるのは中井友望。亡くなった母親を蘇らせる行為に最初は戸惑いを隠せない様子も、自分自身も“ある秘密”を抱えている複雑な役どころを演じる。
ドラマ放送に先立ち、SNSでスタッフのVlogアカウント「ある地上波ドラマのADです」が開設。このアカウントでは、ドラマ制作の裏側やスタッフ・キャストのコメントなどさまざまな動画を順次配信。ドラマの中の謎を解明するヒントになることも。ABCテレビでの放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信される。
河田陽菜、脚本・監督のコメント
河田は「出演が決まった時は緊張が大きかったですが、この作品に携わることができてとてもうれしかったです!台本を読んで、今のAI時代だからこそ考えさせられるような場面があり、私自身も未咲という役を通して色々なことを感じました。撮影では監督にたくさんアドバイスをいただきながら、ひとつひとつのシーンに取り組みました。「死者蘇生AI」というサービスで、大切な人にもう一度会えるとしたら、自分だったらどうするのか一緒に考えながら観ていただけたらなと思います」とコメントしている。
脚本の白川知己は「現在、中国でリリースされ話題になっている、“死者と話せるAI”を監督の篠田さんが発見したことがこのテーマを選んだきっかけでした。マイナビショードラアワードで評価していただいた「世界の見え方をアップデートする」という軸を大切にし、ショートドラマでは到底描けないような世界観を表現しました。ショートドラマの良さである飽きのこない演出と、横型ドラマ特有の“間”の活かし方の2つを両立できる作品にしたいと考えていました。視聴者が驚く工夫と、人類の未来へのテーゼが詰め込まれた作品です。最後の1秒を楽しみにしていてください」と述べている。
監督の篠田衛は「スマホがない時代に逆行できないように、世界はもうAIのない時代に戻ることはできないでしょう。その時代の中で僕らはAIというテクノロジーとどう向き合っていくのか。この時代における「生きる」とはどのようなことなのか。そういった答えのでない問いを皆様にも感じていただけるように本作を監督しました。ショートドラマのセイカイガワカラナイとは一味違いつつも、見終わった時には、これぞ「セイカイガワカラナイ」だという感覚になると思います。最後の1秒までぜひ見逃さずにお楽しみください」とコメントしている。



