宇都宮のバー31店舗で新作モクテル2種 雷都や市花がテーマ
宇都宮のバー31店舗で新作モクテル2種 雷都や市花がテーマ

宇都宮市内のバーで構成する宇都宮カクテル倶楽部は今月、加盟する全31店舗で、新たに開発したモクテル(ノンアルコールカクテル)の提供を始めた。ノンアルコール飲料の需要が拡大する中、宇都宮にちなんだモクテルを提供することで、普段お酒を飲まない人にもバーに来てもらう狙いがある。(前川銀平)

新作モクテル「宮っ子」と「SATUKI」

モクテルとは、模造を意味する英語「モック」とカクテルを組み合わせた造語。以前からノンアルコールカクテルはあったが、ノンアル飲料が普及する中で、モクテルという言葉も近年、使用されることが増えている。

同倶楽部が先月25日、県庁で新作モクテル2種類を発表した。このうち、「宮っ子」は、雷が多い「雷都」宇都宮から着想を得たもので、黄金色が特徴的な炭酸モクテルだ。パインジュースやマンゴージュース、ゆずとイチゴのシロップが使われており、トロピカルな香りや味わいと、ほのかな甘みを楽しむことができる。

開発の経緯と提供の狙い

「SATUKI」は、市花であるサツキをイメージした赤色のモクテル。クランベリーやグアバジュースが主な材料で、ほどよい酸味とすっきりとした甘みが感じられる。

消費者のアルコール離れが進む一方、バーでモクテルを注文する客が最近増えてきたことから、同倶楽部ではオリジナルモクテルの開発を検討していた。同じくノンアル飲料の開発に関心があった酒類卸「横倉本店」(宇都宮市)と、「デルモンテ」ブランドの飲料を販売する食品大手「キッコーマン食品」(東京)も開発に加わり、約3か月の開発期間を経て、新作モクテルの完成に至った。

同倶楽部の福田弘樹代表(56)は「お酒が飲めない人にもぜひこの機会にバーの扉をたたいてもらい、ノンアルコールのモクテルを楽しんでほしい」と呼びかけている。