名古屋のソウルフードとして親しまれているラーメンチェーン「スガキヤ」が、2026年の秋冬、約20年ぶりに関東エリアに再進出すると話題です。関東在住の方にはまだなじみが薄いかもしれませんが、今回はスガキヤの魅力を、名物メニューやマスコットキャラクター、独自のカトラリーまで含めて詳しく紹介します。
スガキヤとは?名古屋発のラーメンチェーン
スガキヤは、愛知県名古屋市に本社を置く「スガキコシステムズ株式会社」(1946年創業)が展開するラーメンチェーンです。東海地方(愛知・岐阜・三重)を中心に約300店舗を展開し、手頃な価格で提供される「名古屋のソウルフード」として長年愛されています。
そんなスガキヤが2026年秋冬、神奈川県に2店舗を出店します。関東エリアへの進出は約20年ぶりで、今後3年間で同エリアに50店舗の展開を目指します。
名物メニュー:ラーメンとソフトクリーム
スガキヤの名物は、なんといっても「ラーメン」(430円)と「ソフトクリーム」(レギュラー190円、ミニ140円)です。定番のラーメンは、豚骨の甘みをベースに、魚介と昆布の旨みを重ねたWスープが特徴。スープに合わせたちぢれ麺は、もちっとしたしなやかな食感が楽しめます。
もう一つの名物であるソフトクリームをはじめ、甘味メニューも充実しています。ラーメンチェーンでありながら甘味を提供する理由は、創業の歴史にあります。スガキヤは開業当時、「甘党の店」としてぜんざいやパン、焼きいもなどを提供していました。その後、人々が向かいの中華屋に通う姿をヒントにラーメンを提供するようになり、屋号を「寿がきや」としたそうです。甘味はラーメンのおまけではなく、創業の原点といえる存在です。
マスコット「スーちゃん」とラーメンフォーク
スガキヤのマスコットキャラクターは、水玉リボンをつけた三つ編みが特徴の「スーちゃん」です。1958年に一般公募でデビューしたスーちゃんは、名古屋市生まれの8歳。好きな食べ物はスガキヤのラーメンとソフトクリームで、この2つを一緒に食べるほどの食いしん坊です。
もう一つのおなじみが、スプーンとフォークが合体した形状の「ラーメンフォーク」です。「箸よさらば」「ファッショナブルに使ってみてください」というキャッチコピーで1978年に登場しました。スーちゃんの特技も「ラーメンフォークでスガキヤラーメンを食べること」とされています。
ユニークな店づくりへの挑戦
スガキヤは個性豊かな店づくりでも知られています。名古屋市中区の「スガキヤ 大須店」は、1970年代のスガキヤをモチーフにしたレトロな雰囲気で、カラフルな食品サンプルが並び、復刻メニューも多数提供しています。一方、名古屋市千種区の「スーちゃんハウス(星が丘テックランド店)」は、スーちゃんの家に遊びに来た感覚でくつろげる空間で、円形カウンターやパステル調の店内が特徴。ラーメンや甘味のほか、新業態「たこ寿」のたこ焼きや限定メニューも楽しめます。
関東進出への期待
スガキヤを展開するスガキコシステムズは、今年で創業80周年を迎えます。さらなる発展の第一歩として、関東への再進出を決定しました。2026年秋冬、神奈川県での新店舗オープンを皮切りに、関東でもスガキヤの味に出会えるようになります。この機会に、ぜひその味を確かめてみてください。



