滋賀・グランスノー奥伊吹がホテル建設へ 27年12月開業、日帰り型から転換
滋賀・グランスノー奥伊吹がホテル建設へ 27年12月開業

滋賀県米原市にある関西最大級のスキー場「グランスノー奥伊吹」が、約24億円を投じてゲレンデ内にホテルを建設する計画を明らかにした。開業は来年12月を予定している。

日帰り型から宿泊型リゾートへ転換

京阪神と中京の両方面からアクセスしやすい立地を生かし、日帰り客をターゲットに来場者数を伸ばし続けてきた同スキー場は、ホテル建設を機に「宿泊型総合リゾート」への転換を目指す。

スキー場を運営する奥伊吹観光によると、近年の好調な集客で来場者が特定日に集中しているため、休日と平日で平準化するのが狙い。また、湖北地域(長浜市、米原市)は豊かな観光資源を有する一方、宿泊施設が不足し、消費拡大や滞在価値の向上が課題になっていたことを踏まえ、建設を決断したという。

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ホテル概要と新たな観光価値の創出

ホテルは6階建て、全54室、定員159人。スキー場営業期間中の冬季5カ月をメインに運営し、京都・大阪・神戸・名古屋などの都市観光と組み合わせた広域観光ルートの確立を図る。

インバウンド(訪日客)需要も新たにターゲットに加え、「かまくらテラス」などの新コンテンツによって「都市観光+雪体験」という新たな観光価値を創出するという。

破格の投資と今後の展望

同スキー場は、「日本最速の高速リフト導入」や「日本最大級のキッズパーク整備」、最新鋭の人工造雪機導入による「西日本最長の営業日数」など毎年数億円~十数億円を投じた話題づくりを続けているが、24億円の投資は破格だ。

人気のグランピング施設や旅館の運営も行っている奥伊吹観光の草野穣治専務は「宿泊事業者としての実績やノウハウを生かして、滞在型の新たな成長モデルの確立を目指し、地域経済の活性化と観光産業の持続的成長を牽引(けんいん)していく」と話している。

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