『バックルームズ』Dolby Cinema、4DX上映が決定!ノーランらコメント入りポスター公開
『バックルームズ』Dolby Cinema、4DX上映決定!コメント入りポスター公開

A24の話題作『バックルームズ』(2026年9月4日公開、配給:ハピネットファントム・スタジオ)について、Dolby Cinema、Dolby Atmos、4DXでの上映が決定した。発表にあわせ、Dolby Cinema版、4DX版、クリストファー・ノーラン監督、小島秀夫氏、川村元気監督のコメント入りポスターが公開となっている。

映画の概要と上映形態

『バックルームズ』は、都市伝説とされていた空間「Backrooms」を舞台にしたホラー映画。「ある日突然 "現実世界の裏側"へ外れ落ちてしまったら……?」という問いを描く。どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下、不自然な間取り、意味を失い床に埋まった設置物など、わずかに現実からズレた出口のない「リミナルスペース」で、観客は「最高密度の不安と恐怖」を体験することになる。

Dolby Cinemaでは、Dolby Cinemaでしか映し出せない深い漆黒と鮮烈な光による映像美に加え、Dolby Atmosによる立体音響が融合。静寂の中に響く微かな物音や、視界の外から忍び寄る気配まで繊細に描き出す。Dolby Atmos上映では、上下左右あらゆる方向から押し寄せる立体音響によって、バックルームズという異常空間の果てしない広がりを全身で体感できる。4DX上映では、不穏な足音や得体の知れない存在の接近、普段見慣れた空間が歪み崩れていく恐怖を、モーションシートや風、振動などの体感効果とともに体験。まるで自らがバックルームズへ迷い込んだかのような臨場感が味わえる。

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公開されたポスターのデザイン

4DX版ポスターは、どこまでも続く黄色い壁紙の部屋と鈍く光を放つ天井の蛍光灯が広がるバックルームズを背景に、不自然なフォルムのまま床へ埋め込まれた椅子が不穏な存在感を放つ。「4DX」の文字までもが壁へとのめり込み、空間そのものに飲み込まれていくようなデザインで、観る者自身が異空間へ引きずり込まれていく恐怖を想起させるビジュアルとなっている。

Dolby Cinema版ポスターは、今まさにバックルームズへ足を踏み入れようとするセラピスト・メアリー(レナーテ・レインスヴェ)の姿を捉えている。現実と異空間の狭間に立つ彼女と、黄色い部屋から漏れ出す不気味な光が印象的で、一歩踏み出した先に待ち受ける「出口のない悪夢」を予感させる仕上がりだ。

著名人によるコメント

コメントポスターでは、ゲームクリエイターの小島秀夫氏が「21世紀のリミナルスペース版"CUBE"だ。」と表現。リミナルスペースという概念の不気味さと、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『CUBE』(1997)の極限の緊張感が現代の感性で融合し、新たな恐怖のスタンダードとして確立された本作の構造を高く評価した。『8番出口』の川村元気監督は、「出れそうで出れない悪夢のような映画体験。(原文ママ)」と本作の革新的なホラー体験を表現した。

クリストファー・ノーラン監督は、自身の最新作『オデュッセイア』で3時間に迫る映像表現に挑んだ際、インタビューで「若い世代が長尺や考察的な作品に集中できない」という風潮を否定。全米の若者たちが『バックルームズ』に熱狂している事実を挙げ、「若い才能が映画表現を前進させている」と映画の未来への希望を表明した。現代の若い観客はより深い映画的体験や挑戦的な謎を求めているとし、本作を「ミステリアスで巧妙だ」と絶賛。映画館でしか味わえない没入体験の価値を、新世代の観客とクリエイターが証明していると確信を込めて語っている。3人のコメント全文は公式サイトで掲出されている。

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ストーリーとスタッフ

ストーリーは、ある日自らの店の地下から異次元へ迷い込んでしまった男・クラーク(キウェテル・イジョフォー)が、ルールすら存在しない不条理な世界で怪異に直面していくというもの。出演者は、クラーク役にキウェテル・イジョフォー、メアリー役にレナーテ・レインスヴェ、フィル役にマーク・デュプラス、ボビー役にフィン・ベネット。監督はケイン・パーソンズ、脚本はウィル・スーディクが務める。