香港映画『僕の一年、君の一日』(2026年9月4日公開、配給:Stranger、面白映画)のポスタービジュアルと予告編が公開された。シュー・グァンハンとアンジェラ・ユンが初共演を果たす本作は、大災害によって世界が二つに分断され、時間の流れが異なる二つの地域を舞台にしたラブストーリーだ。
異なる時間を生きる二人の運命
13歳で運命の出会いを果たし、一人の女性を生涯愛し続ける青年・ポテトをシュー・グァンハンが、時間の流れが異なる世界から医療支援に訪れる若き医師・アンチンをアンジェラ・ユンが演じる。彼女にとってはわずか一日でも、彼には一年の歳月が流れていくという設定で、再会するたびに彼だけが歳を重ね、それでも変わることなく彼女を愛し続ける姿が描かれる。
プロデューサー・共同脚本として、アジア映画界を代表する女優であり映画監督のシルヴィア・チャンが参加。『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(2024)を手掛けたVFXチームをはじめ、香港・台湾のトップクリエイターが集結し、時間と重力が異なる二つの世界を圧倒的な映像で創り上げた。
ポスタービジュアルと予告編の内容
公開されたポスタービジュアルでは、異なる時間を生きるポテトとアンチンを隔てる時空の壁が幾重にも描かれ、決して同じ時間を生きることのできない二人の運命が表現されている。13歳の少年から青年へと成長していくポテトの姿が連なり、その先にいるアンチンをひたむきに追いかける。一方、幾重もの壁を隔てた先には、ひとり佇むアンチンの姿があり、二人の間に横たわる残酷な時間の隔たりと、それでも彼女を想い続けるポテトの一途な愛が凝縮されている。
左上に配置された「会うたびに、僕だけが大人になっていく――。」というコピーは、再会するたびに歳を重ねていくポテトの切ない運命を象徴する。
予告編は、突如起きた大災害によって世界が二つに分断され、「優日区」と呼ばれる地域の一日が、もう一方の「長年区」という地域の一年に相当するという世界観を映し出すところから始まる。優日区で暮らすアンチンは、医療支援のため時空の壁を越えて長年区へ向かい、そこで13歳の少年・ポテトと運命的な出会いを果たす。
「あれは、私にとって35日前。彼と初めて出会った日」と回想するアンチン。彼女にとって過ぎていくのはわずか数日だが、その間にもポテトには何年もの歳月が流れていく。成長したポテトは「13歳のときから君を愛していた」と長い間胸に秘めてきた想いを告げる。
時空を超えた愛の行方
VFXチームによる壮大かつ迫力あふれる映像が映し出され、「本気で信じてるのか?世界を変えられると」という問いが二人の前に立ちはだかる過酷な運命を予感させる。時空の壁を越えることは命を落とすかもしれない危険を伴うが、ポテトは愛する人に会うため危険を顧みず彼女のもとへ向かおうとする。
「君の仕草も、その姿も、すべて心に焼き付いている」と想いを募らせるポテトに対し、アンチンは「私たちは違う時を生きている」と現実を突きつける。それでもポテトは「関係ない」とその隔たりさえも受け入れる。そして「君にとっての35日間は、僕の35年間だった」という言葉が、時空に翻弄されながらも互いを想い続ける二人の愛の軌跡を映し出す。
ストーリーとスタッフ
物語は、突然発生した大災害によって世界が二つに分断され、海の中央にそびえ立つ重力の壁によって時間と重力が歪み、「優日区」の一日が「長年区」の一年に相当するようになった世界を舞台とする。優日区で研修医として働くアンチンは、医療支援チーム「小鳩隊」の一員として、物資が不足する長年区へ危険を冒しながら何度も重力の壁を越える。初めて長年区を訪れたアンチンが出会ったのは、ポテトと呼ばれる13歳の少年だった。口の達者な少年だと思っていた彼女とは裏腹に、ポテトは一目でアンチンに恋をする。自ら医療支援チームに加わった彼は、命がけで薬や物資を運び、人を救う術を学びながら成長していく。そのひたむきな姿は次第にアンチンの心を動かしていく。
出演者は、ポテト役にシュー・グァンハン、アンチン役にアンジェラ・ユン、トマト役にジャック・タン。監督はコン・ジャオピン、プロデューサーはシルヴィア・チャンが務める。© 2025 Red on Red All Rights Reserved。



