奈良市の春日大社・金龍神社で25日に行われた例祭に合わせ、彫刻家の籔内佐斗司(やぶうちさとし)さんが制作した木彫作品「春日龍神童子」が、宮崎県日向市のボランティア団体により奉納された。
金龍神社と奉納作品
金龍神社は金運・財運の神様として知られる末社で、祭神は「金龍大神」。後醍醐天皇が京都・笠置山(現在の京都府笠置町)に入った際に鏡を奉安し天下泰平を祈願したのが起こりとされ、春日龍神信仰とも重なってきた。
奉納された「春日龍神童子」は、青い龍神が頭部(高さ61センチ、長さ37センチ)と尾部(高さ44センチ、長さ62センチ)に分けて表され、頭部には龍の被り物をつけた童子が乗っている。
奉納の経緯と例祭の様子
ボランティア団体「ひむかの杜 八福神」が、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」を作ったことで知られる籔内さんに制作を依頼し奉納した。
例祭では作品が神前に置かれ、神職が祝詞を奏上し、巫女によって神楽も奉納された。同団体の三堀俊之代表は「奉納できて本当に有り難い」と話していた。
春日大社では、作品は来年以降も例祭の際に神前に置いて参拝者らに見てもらう予定という。



