総務省の「全国消費実態調査」(現・全国家計構造調査)で2014年まで調べられていた耐久消費財の普及率のうち、電子ピアノを含むピアノがある世帯の割合は、山梨県が34.8%で全国トップだった。長野県(33.3%)、福井県(33.1%)と続く。
一方、東京都は22.8%で32位、大阪府は20.5%で43位。ピアノといえば都市部の習い事をイメージしがちだが、実際には地方部で普及率が高かった。
なぜ山梨なのか、楽器店で語り継がれるエピソード
なぜ山梨なのか。楽器製造大手ヤマハの特約店には、鉄道王と呼ばれた実業家の「遺産」を受け継ぐエピソードが語り継がれているという。学校教育や地域に根付いた音楽文化の歴史が背景にあるようだ。
山梨県を訪ねると、甲府駅にはストリートピアノが設置されていた(2026年10月9日撮影)。
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