秋田市の「cafe Nook&Spoon」で、ピクルスの代わりに秋田の伝統食「いぶりがっこ」を使った「秋田いぶりがっこチキンバーガー」(750円)が提供されている。燻製にした大根の漬物であるいぶりがっこは、クリームチーズやポテトサラダとの組み合わせが一般的だが、バーガーに挟むのは珍しい試みだ。
開発の背景とこだわり
商品開発にあたった店長の鈴木咲良さん(25)は「秋田らしいメニューを目指しました。いぶりがっこを使った新たな料理のアイデアは『争奪戦』になっており、独自のものを生み出すのが難しかったです」と語る。
具材は、いぶりがっこ、揚げたチキン、トマト、レタス。自家製のタレに漬け込んだ鶏肉は和風の味付けで、いぶりがっこの甘酸っぱさやスモーキーな風味とよく調和する。漬物ならではのポリポリとした食感も楽しめる。
人気メニューの秘密
店は今年5月、「あきた芸術劇場ミルハス」内に開店した。劇場の幅広い客層を想定し、年配客向けにサラダやスープ、男性客向けにカレーをそろえたが、蓋を開けると圧倒的に注文が多かったのはバーガーだった。「いぶりがっこの魅力と、手軽さが理由でしょうか」と鈴木さんは話す。
サイドメニューには、秋田名物の魚醤を使った「しょっつるソルトポテトフライ」(450円)もあり、うまみの強い塩をまとったポテトとして親しまれている。
※税込み。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。
cafe Nook&Spoonは秋田市千秋明徳町2の52(あきた芸術劇場ミルハス内)で、午前10時~午後6時。火曜定休。



