プラレールの新シリーズ『ご当地車両シリーズ』第1弾が9月19日に発売される。7月末の情報解禁から約1か月半、発売前からXではファンがAIで作った“妄想商品”が相次いで投稿され、注目を集めている。
「車両+街」で楽しむプラレール
1959年に誕生し、今年で67年目を迎えるプラレール。今回登場する『ご当地車両シリーズ』は、各地の観光名所と、そこにゆかりのある鉄道車両を組み合わせた情景・車両セットだ。
第1弾として登場するのは、「浅草(東京メトロ銀座線1000系&雷門)」と「京都(京阪電車10000系&稲荷神社)」の2種類。9月19日から、それぞれ関東、近畿地方の対象店舗で地域限定販売される。
XでAI生成の“妄想商品”が続々
情報解禁直後から、X(旧ツイッター)では、商品化されていない地域を題材にした“妄想商品”も登場。「奈良(近鉄奈良線8A系&平城京)」「名古屋(名古屋市営地下鉄東山線N1000系&東山動植物園)」「小諸(しなの鉄道115系&浅間山登山口標柱)」「渋沢(小田急電鉄8000系&駅メロ記念碑)」「宇治(京阪電車13000系&平等院鳳凰堂)」「兵庫(神戸電鉄6500系&有馬温泉)」など、本家のパッケージを模した画像をAIで生成。「これが欲しい」「商品化してほしい」といった声とともに投稿されている。
シリーズの開発について、タカラトミー・プラレール マーケティング課の伊藤渉さんは、「車両だけでなく、その車両が走る風景も含め、地域ごとの魅力が伝えていければと考えた」と話す。
「浅草」と「京都」の選定については、「日本全国の中から2ヵ所を選ぶのは非常に難しい選択でした。その地域に住んでいる方はもちろん、その地を訪れた思い出にお土産としても選んでいただきたい。また、最近は海外観光客も多いですから、そういった視点も考慮しながら選びました」と語った。
地域限定販売でリアル店舗に焦点
今回のシリーズで特徴的なのが、その販売方法だ。浅草の商品は関東地方、京都の商品は近畿地方の対象店舗で販売され、全国どこからでも購入できるわけではない。さらに、タカラトミーモールを含むECサイトでは取り扱わない。
「その地に行かないと乗れない」電車と地域の結び付きを大切にしながら、「その地に行かないと買えない」という体験も届けたいという思いがある。「かつて流行したご当地のペナントや提灯のように、集めて、部屋に並べて楽しんでいただけるよう、サイズ感にもこだわりました。今後もいろいろな地域を発売していきますので、期待していただけたらと思います」
各商品は、それぞれの販売地域の対象店舗のほか、東京・大阪のトミカ・プラレールショップ、プラレール博などのイベント会場でも販売される。
今回の発表をきっかけに、Xでは公式には存在しない“ご当地妄想商品”まで次々と生まれた。果たして今後、ファンがAIで描いた“妄想ご当地車両”が、実際の商品として登場する日は来るのか。シリーズの次なる展開にも注目したい。



