渡辺篤史『建もの探訪』で新宿区の7坪狭小住宅を訪問 3階建てに広がる暮らし
渡辺篤史『建もの探訪』新宿区の7坪狭小住宅を紹介

俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)は、10日放送回で「街とつながる7坪の都市住宅」と題し、東京都新宿区の堀邸を紹介する。

敷地面積11坪・建築面積7坪の狭小住宅

堀邸は敷地面積11坪、建築面積7坪の狭小住宅。3階建ての建物で、内外ともコンクリート打ち放しの仕上げとなっている。2025年に厳格化された住宅の省エネ基準により、今後は同様の建物を建築することが難しくなるとされている。

特徴的なのは、3つのフロアすべてで道路側に広いテラスを設けていること。限られた敷地ながら、テラスを介して街とのつながりを感じられる空間を実現している。

1階は貸しスペース、2階は多目的な共用スペース

地面から85センチ下がった1階は貸しスペースとなっており、現在はアパレルのセレクトショップが入居している。2階は共用スペースで、建主のリモートワークやホームパーティーのほか、1階の借主が休憩する場所やギャラリーとして公開することも想定された多目的な空間となっている。

3階は居住スペース。6.2畳大の居室と洗面・浴室、ロフトのベッドスペースで構成されている。ロフトへ上がる階段には、省スペースを意識した互い違い階段を採用している。

屋上テラスから都心の景色を360度

さらに屋上にはテラスを設置。都心の景色を360度見渡せる開放的な空間となっている。

限られた11坪の敷地に、住居だけでなく店舗や仕事、交流の場まで組み込んだ堀邸。街との距離を近づけるテラスや、縦方向に空間を活用した3階建ての構成など、都心の狭小住宅ならではの工夫を渡辺が案内する。

竣工は2024年11月。敷地面積は37.0平方メートル(11.2坪)、建築面積は23.4平方メートル(7.1坪)、延床面積は57.6平方メートル(17.4坪)。構造は鉄筋コンクリート造で、設計は阿部勤/アルテック、吉田州一郎+吉田あい/アキチ アーキテクツが担当した。