銀座のクラブに勤務する筆者が、「夜の街に出没するちょっと残念なおじさん」の一種として、「キャバ嬢とはかかわりたくないおじさん」を紹介する。このタイプのおじさんは、キャバクラの本質を理解していないか、あるいは無料でその疑似体験を楽しんでいるという。
キャバクラは「殴り返されないプロレス」を楽しむ場所
銀座などのクラブやキャバクラは、お金を支払って接待サービスを受ける場所であり、基本的には絶対に殴り返されない環境で安心して「プロレス」を楽しめる空間だ。ゲスト側は、必ず勝たせてもらえることが分かっているため、安心して「技の掛け合い」を楽しむことができる。
例えば、お気に入りの女の子に「愛しているよ」とささやけば、たぶん「私も大好き」と返ってくるだろうし、シャンパンを注文すれば少しだけボディタッチが増えるかもしれない。このばかばかしさ、くだらなさを楽しむのがキャバクラだと筆者は述べている。
中には、「いつまでこんな仕事すんの?将来のことは考えてんの?」「え?考えてない?うわ、バカじゃねえの」「キャバ嬢って頭悪いんだな(笑)」「だからキャバ嬢になんかかかわりたくねえんだよ(笑)」などと言いながら、このプロレスを楽しむおじさんもいるという。
SNSでキャバ嬢をこき下ろすおじさんはキャバクラにハマる素質あり
キャバ嬢オーディション番組「ラストコール」でのトップキャバ嬢たちの発言が問題視され、炎上するたびに、「だからキャバ嬢になんかかかわりたくねえんだよ(笑)」と熱心にキャバ嬢をこき下ろし、さらにはキャバ嬢本人のアカウントに出向いてまでバカだのゴミだのと言いたい放題なおじさんが後を絶たない。
筆者は、そうやってわざわざ書き込みに行っているおじさんは、キャバクラを楽しむ素質が大ありだと指摘する。なぜなら、すでに「絶対に殴り返されないプロレス」をその場でやろうとしているからだ。無料で楽しんでいないで、ちゃんとキャバクラに行くべきだと筆者は提言する。
漫画で描かれる残念なおじさんの生態
本記事には、ひえじまゆりこ氏による漫画が添えられており、残念なおじさんの行動をユーモラスに描いている。過去の残念おじさん漫画も一気読み可能だ。
素直にキャバクラを利用しよう
筆者は最後に、「キャバクラは絶対に殴り返されない環境で安心してプロレスを楽しめる場所。絶対に勝たせてもらえることが確定している場所で、安心して技の掛け合いができる場所」と再定義する。
よって、キャバ嬢のSNSアカウント等に「キャバ嬢にはかかわりたくない」と書き込みに行っているおじさんは、キャバクラにハマる素質がある。すでに「プロレス」に興じようとしているのだから、素直にキャバクラを利用すべきだと結論づけている。
筆者のみずえちゃんは、1989年生まれ、新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。



